オリジナル劇場アニメ「神在月のこども」21年公開に向け本格始動 蒔田彩珠、坂本真綾、入野自由が出演
2020年5月5日 09:00

[映画.com ニュース] 2019年からクラウドファンディングが行われているオリジナル劇場アニメ「神在月(かみありつき)のこども」の製作が21年の公開に向けて本格始動し、蒔田彩珠、坂本真綾、入野自由の出演が発表された。また、ティザービジュアルも公開されている。
同作は、日本各地の10月「神無月」が島根・出雲では「神在月」と呼ばれ、八百万(やおよろず)の神々が同所に集まり翌年の縁を結ぶ会議「神議り(かみはかり)」を行うという伝承を通じ、人々と神々などさまざまな形の“縁”を描く物語。母を亡くし、大好きだった「走ること」と向き合えなくなった少女カンナは、神使のウサギ・シロと、鬼の少年・夜叉により、人々と神々の境界をまたぐ出雲への旅にいざなわれる。
同作のキャスティングは「役柄を体現し、演じる“俳優”に人々の声を、声だけで、人でないものまで演じる“声優”に神々の声を」というコンセプトのもとに行われた。カンナ役には「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で初主演を務め、第43回報知映画賞新人賞を受賞した子役出身の女優・蒔田を抜てき。蒔田は「声優のお仕事に憧れていたので、お話を頂いた時はとてもうれしかったです。初めて台本を読んだ時に、その気持ちがいっそう強くなりました」と出演決定を喜び、「カンナが神様や仲間たちと出会い、悲しみを乗り越え成長していく様子は、見る人に勇気を与えてくれます。その時々の心の揺れ動きを伝えられるよう、心を込めて演じたいと思います」と意気込みを語った。なお、主に声優として活躍している坂本はシロ役、入野は夜叉役を担当する。
ティザービジュアルには、うっそうと茂る森の中に立つ鳥居によって隔てられた、ウサギを従える少女と少年の姿が描かれており、「出逢ったのは神と鬼――」「その島国の根に在る場所へ。駆ける少女のものがたり」というキャッチコピーが記されている。
なお、同作ではイベント「TOYOTA ANIME CINEMA FESTIVAL」のスタートアップまでを統括した四戸俊成が企画・原案・原作、コミュニケーション監督を務め、「海獣の子供」に参加した白井孝奈がアニメーション監督に初挑戦。「啄木鳥探偵處」のライデンフィルムがアニメーション制作を担当する。また、「名探偵コナン」の諏訪道彦が企画・プロデューサーとして参加している。
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