ハリウッドが映画・ドラマの製作再開に向けた具体策を協議
2020年5月2日 18:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスによる営業停止からの再開に向けて、アメリカの映画業界が安全対策作りに取りかかっていると、米ハリウッド・レポーターが報じている。
現在、アメリカ各地で外出禁止令の緩和が行われていることから、数週間ほどで映画やテレビドラマの製作が再開される可能性が出てきている。しかし、ワクチンが作られるまでのあいだ、新型コロナウイルスの脅威にさらされることは不可避のため、安全対策の制定が急ピッチで進められているという。
協議に入っているのは、ワーナー・ブラザースやウォルト・ディズニーなどのメジャースタジオ、全米監督協会、IATSE(国際舞台演劇・映画従事者同盟)などの組合、パインウッド・スタジオなどだという。
具体的なルールはまだ制定されていないものの、撮影現場に立ち入るスタッフを最少人数にする、全員に対して検温を行う、マスクと手袋の着用を義務づける(カメラの前に立つ役者は免除)、機材は常に消毒を行い、クルー間の貸し借りは禁止にする。さらに、ふたりの役者が親密なシーンを演じるときにはそれぞれを別の場所で撮影を行い、あとで合成するなどの対策が話し合われているそうだ。
さらに、ハリウッド映画の撮影現場の食事はビュッフェ形式が基本だったが、感染拡大を避けるため個別に食事を用意。機内食を提供するゲート・グルメ社との提携も話し合われているという。製作現場は新型コロナウイルス感染拡大以前とはまったく異なる状況になりそうだ。
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