ジョイ・ベハー、2022年で人気トーク番組「ザ・ビュー」からの引退を示唆

77歳のベハーは2022年夏に契約を満了後、昼間のトーク番組から引退したいと考えているようだ。ノンフィクション本「Ladies Who Punch」に掲載されたインタビューで、明言している。

「私には3年の契約が残っています。それ以上の時間を過ごすことはないんじゃないかしら。22年に今と同じように素晴らしい仕事が出来ていたら、またその時に考えるわ。でも、そうなる可能性は……」。

複数の関係者によれば、ベハーが22年に番組から退く意向であることを確認したようだ。ただ、ABCの広報担当者は否定。「これは事実ではありません。彼女自身がインタビューで答えているように、もし彼女が22年も今と同じように素晴らしい状態であれば、引き続き席につくことになるでしょう」。

ベハーの計画通りに進めば、彼女は80歳になる直前に「ザ・ビュー」を去ることになる。97年からバーバラ・ウォルターズとの共同司会で番組を盛り上げてきたが、ウォルターズは14年に84歳で番組を引退。ベハーは13年にABC幹部の意向で降板させられているが、視聴率が低下の一途をたどった15年に復帰。トランプ政権に関連したホワイトハウス絡みのスキャンダルについて、容赦のないコメントで健在ぶりを見せている。

3月13日（現地時間）からは、感染が拡大する新型コロナウイルスへの安全対策として、番組を休みテレワーク生活に入っている。共同ホストのウーピー・ゴールドバーグらが遠隔で仕事を始めたため、ベハーも自宅のあるニューヨーク州ハンプトンズから番組に出演している。