「アントマン3」、米アニメ「リック・アンド・モーティ」の脚本家が執筆
2020年4月14日 10:00
[映画.com ニュース]マーベル・シネマティック・ユニバースの一端を担うアントマンを主人公にした「アントマン3(仮題)」の脚本を、米アニメ「リック・アンド・モーティ」の脚本家ジェフ・ラブネスが執筆することが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
「アントマン3(仮題)」は、「アントマン」「アントマン&ワスプ」に続く第3弾で、ペイトン・リード監督が前2作に続きメガホンをとる。主人公スコット・ラング/アントマンのポール・ラッド、ホープ・バン・ダイン/ワスプのエバンジェリン・リリーは継続するものとみられている。
脚本執筆を託されたラブネスは、米コメディセントラル向けのSFシチュエーションコメディ番組「リック・アンド・モーティ」の共同プロデューサーと脚本家を務めている。「リック・アンド・モーティ」は、コメディセントラルの「アダルトスイム」と呼ばれる大人向け番組枠向けアニメで、マッドサイエンティストのリックが14歳の孫モーティを連れて、宇宙やパラレルワールドなどを連れ回すストーリー。
バック・トゥ・ザ・フューチャー」のパロディアニメがもとになっており、シーズン4まで放送されている。「アントマン」シリーズといえば、他のMCU作品と比較してコメディ色が強いことで知られているが、コメディ畑のラブネスが脚本執筆に関わることで、その傾向がさらに強まることになりそうだ。
ただ、マーベル・スタジオは「アントマン3(仮題)」の製作をまだ正式には発表していない。