マンガ大賞2020は山口つばさ「ブルーピリオド」 美大を目指し奮闘する“スポ根受験物語”
2020年3月23日 22:10
[映画.com ニュース]書店員を中心とした漫画好きが選ぶ「マンガ大賞2020」が発表され、山口つばさ氏の「ブルーピリオド」が第1位にあたる大賞に輝いた。
今年で13回目となる「マンガ大賞」は、前年の1月1日~12月31日に出版された単行本のうち、最大巻数が8巻までの作品を対象に(最大巻数が8巻相当まで電子書籍も該当)、「人にぜひ薦めたいと思う作品」をランク付けする。103人の選考員が登録した今年は、238の投票対象作品のなかから、最終的に12作品がノミネート。各選考員の投票を「1位:3ポイント、2位:2ポイント、3位:1ポイント」として集計した。
69ポイントを獲得して大賞に選ばれた「ブルーピリオド」は、高校生が美大を目指して奮闘する“スポ根受験物語”。成績優秀でスクールカースト上位でありながら、どこか空虚な日々を送る高校生・矢口八虎(やぐち・やとら)が、一枚の絵に心奪われ、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。マンガ大賞2020の公式サイト(https://www.mangataisho.com/)には、山口氏の受賞イラストが公開されている。
「マンガ大賞2020」の結果は以下の通り。