森川葵、松井玲奈、百田夏菜子…“おジャ魔女”世代の3人が「魔女見習いをさがして」に主演
2020年2月28日 07:00
[映画.com ニュース]「おジャ魔女どれみ」シリーズ20周年記念作品となる劇場アニメ「魔女見習いをさがして」のメインキャストとして女優の森川葵、松井玲奈、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)の出演が決定した。3人とも「おジャ魔女どれみ」を見て育った同作の大ファンであり、自身らと同じように、かつて「おジャ魔女どれみ」の視聴者だったという設定の女性キャラクターを演じる。
森川は、周りの意見に流されがちで、自分を表現することが苦手な22歳の大学4年生・長瀬ソラ役を担当。出演決定について森川は「今まさにどれみちゃんたちの魔法にかけられたような気持ちです。幼少期にたくさんの勇気と元気をもらったおジャ魔女が帰ってくるだけでもうれしかったのに、まさか自分がそこに参加できるとは思ってもなかったです」と夢見心地。「収録は3人そろってやれたので、ソラたちと同じように『おジャ魔女どれみ』好きの3人で仲を深めながら、リラックスをしてお芝居をしていくことができました」と松井、百田との初共演を振り返った。
一流貿易商社に勤めているが、人間関係に悩む27歳のキャリアウーマン・吉月ミレを演じた松井は、「私が演じたミレは帰国子女で、自分の気持ちはストレートに伝えるような女性。それゆえに人とぶつかってしまうことも多いですが、ソラとレイカと出会って少しずつ成長していきます。そんな人間らしいところが魅力的だなと思います」と自身の役どころを紹介。さらに、「この作品は、子どもの頃に『おジャ魔女』を見ていた方たちが、大人になった“いま”抱えているであろうことをすごくていねいに表してくれています。私自身もひとりのファンとして、作品から勇気と新しい“魔法”をもらいました。たくさんの愛情・夢・魔法が詰まっていますので、ぜひご覧ください」と作品をアピールした。
百田は、絵画修復士を目指して進学費用を貯める20歳のフリーター・川谷レイカ役。百田は「私が演じたレイカはいつも明るくてまっすぐだけど、少しさびしい過去を持っている女の子です。ソラ・ミレと2人のお姉さんたちに甘えながらも、ぶつかって前に進んでいく様子に注目していただきたいです」と見どころを明かし、「森川さん、松井さんとは初共演なので、少し不安を抱えながら現場に行きましたが、映画の中で主人公たち3人が『どれみちゃん』で仲を深めていくように、私たちもどれみちゃんを通してすぐに仲よくなれました!」とキャラクターに自身らを重ねた。
「おジャ魔女どれみ」は、1999年から4年間にわたってテレビシリーズ4作が放送されたオリジナルアニメで、MAHO堂の女主人・マジョリカの正体を見破り、カエルに変えてしまった責任を取るため魔女見習いにされた、どれみたちの修業の日々を描いた。新作劇場版となる今作では、監督の佐藤順一をはじめ、シリーズ展開当時のオリジナルスタッフが再集結。立場も性格も異なるソラ、ミレ、レイカの3人が、ともに「おジャ魔女どれみ」ゆかりの地を旅しながら、大人になって忘れてしまったそれぞれの大切なものを探していく姿を描く。5月15日全国公開。
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