PFFアワード2019グランプリ「おばけ」4月18日公開 金属バットが声の出演
2020年2月21日 19:00
[映画.com ニュース]自主映画の祭典・PFFアワード2019で「オンリーワンの映画」と激賞され、最終審査員の満場一致の評価を得てグランプリに輝いた中尾広道監督の「おばけ」が、4月18日からポレポレ東中野での公開が決定、このほど予告編がお披露目された。
可能な限り、自分ひとりの力で作るスタイルで映画製作を続ける中尾監督が、“やりたい事を、納得のいくまでやり続ける”を信念に作り上げた自伝的映画。孤独でささやかな映画作りの過程が大きな宇宙へとつながっていくさまを、様々な映像表現を用いながら詩的に描き出す。
日々の暮らしや周りの自然にある煌めきを拾い集めるように、ひとりで映画を作り続ける監督を見守る星の「声」を務めるのは、人気お笑いコンビ「金属バット」の小林圭輔と友保隼平。掛け合いを劇中に取り入れるなど、既存の枠にはとらわれない、型破りな演出にも注目だ。
本作のエンディング曲「HAPPY SONG」を提供した、ザ・クロマニヨンズの真島昌利は「宇宙からこぼれた微笑と一滴の涙。何て美しいのだろう。どうもありがとう」とコメントを寄せている。