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新型コロナウイルス感染拡大にハリウッドも警戒

2020年2月17日 13:00

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中国の地下鉄入り口では利用者の体温を計測
中国の地下鉄入り口では利用者の体温を計測
Photo by Betsy Joles/Getty Images

[映画.com ニュース]中国・湖北省武漢を中心に発生した新型コロナウイルス感染による被害が世界規模にまで拡大しつつあるなか、ハリウッドのメジャースタジオ各社も対応策の強化に乗り出した。

中国国家衛生当局の発表によると、2月17日時点で新型ウイルスによる中国国内の死者数累計は1770人、感染が確認された人の数は7万人を超えている。この危機的状況を受け、米ソニー・ピクチャーズは2月11日(現地時間)、感染の危険がある地域への渡航制限を含めた対応策を記した社内メモを発行。米バラエティが入手したメモには、「アジア太平洋地域への出張、ならびに同地域からの帰省は当面保留とし、その間はビデオ会議など他の手段で対応すること」「その他地域への海外渡航については制限しないが、この時期に海外へ行くのが心配な社員は、上司に相談のうえ慎重に行動すること」といった注意事項に加え、中国本土、香港、またはマカオに最近渡航した社員に対して、帰国後14日間の自宅待機を義務づける旨が記されている。

ほかのスタジオもそれぞれ同様の対応策を講じはじめており、ユニバーサル・ピクチャーズとパラマウント・ピクチャーズはともに、社が事前に承諾した「緊急を要する重大なビジネス」の場合を除き、中国への渡航は一切禁止としているほか、IMAXも中国支社の社員に対し、自宅待機のうえアメリカとは電話会議でやり取りするよう命じているとのことだ。

中国では、映画館の営業中止や国内外新作の上映延期のみならず、撮影を含む製作全般が見送られるなど、すでに映画市場に多大な損失を与えている新型コロナウイルス。終息の気配が見えないなか、ハリウッドをはじめとする世界各国の映画市場が、今後どのような対策を講じるかに注目が集まる。

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