世界中のファンを魅了する岩手のジャズ喫茶 マスターの“ジャズな生き様”に迫るドキュメンタリー
2020年2月11日 09:00
[映画.com ニュース] 世界中からジャズやオーディオのファンが集まる岩手・一関市のジャズ喫茶「ベイシー」と、極上の音を作り出すマスター・菅原正二の“ジャズな生き様”に迫るドキュメンタリー「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」が、5月29日に公開されることがわかった。
世界からの注目を集める、日本独自の文化・ジャズ喫茶。50年にわたり営業してきた「ベイシー」には、菅原が生み出す“音”を求め、多くの人々が訪れる。菅原は、開店以来JBLのオーディオシステムを日々調整し、より良い音を探求し続け、聞く者に演奏者がその場に現れたかのような感覚を与える。菅原が不在で営業したことは1日もないという、徹底したこだわりを持っている。
自らもバーを経営し、クリエイターでもある星野哲也が、5年で150時間もの撮影を行った初監督作。菅原がかけるレコードの音をアナログ録音の伝説的名器「ナグラ」で生収録し、同店の空気が感じられる映像となっている。さらに、親交の深い星野監督だからこそ引き出せる、菅原の素顔が垣間見られるようなインタビューをはじめ、渡辺貞夫、坂田明、村上“ポンタ”秀一、ペーター・ブロッツマンら世界的なミュージシャンによる生演奏、阿部薫、エルビン・ジョーンズの生前のライブなど貴重な映像がおさめられている。
あわせてお披露目されたポスタービジュアルは、菅原の表情に「その男は、レコードを演奏する。」というコピーが添えられている。なお、タイトルにある「Swifty」は、アメリカのジャズピアノ奏者カウント・ベイシーが菅原につけたニックネームだという。
「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」は、5月29日から東京のアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー