「ハスラーズ」のテーマはジャネット・ジャクソンのあの楽曲? 監督が明かす
2020年2月3日 09:00

[映画.com ニュース] ジェニファー・ロペスとコンスタンス・ウーが共演する「ハスラーズ」から、ローリーン・スカファリア監督のインタビュー映像が披露された。撮影を振り返り、本作に込めたメッセージなどを明かしている。
リーマンショック後のニューヨークを舞台に、ストリップクラブで働く女性たちがウォール街の裕福なサラリーマンたちから大金を奪う計画を立てたという実話を映画化した。
年老いた祖母を養うためストリップクラブで働き始めたデスティニーをウー、デスティニーが慕う先輩ストリッパーのラモーナをロペスが演じるほか、女性ラッパーのカーディ・B、アーティストのリゾが本作で映画に初出演。「ジェイソン・ボーン」シリーズで知られるジュリア・スタイルズ、「ドリームズ・カム・トゥルー」に主演したキキ・パーマー、人気テレビシリーズ「リバーデイル」のリリ・ラインハートらが共演している。
スカファリア監督は「あまり描かれたことのない世界だと思ったの。ストリップクラブのシーンは度々出てきても、ダンサーの視点は描かれない。彼女たちのような人が日々向き合っている問題を伝えてみたかった。それを普遍的なテーマに落とし込むこともね」と本作について語る。
劇中ではジャネット・ジャクソンの楽曲「コントロール」が使用されており、スカファリア監督は「曲の冒頭の語りをそのまま使ったの。だから、『コントロール』は作品全体を貫くテーマよ」と意図を説明。「ラモーナに人生を委ねて一時は安心できても、逆に不安に感じることもある。みんな助手席に座ったり、ハンドルを握ったりを繰り返しながら生きている。問題は自分の選択なのよ」と話した。
「ハスラーズ」は2月7日から全国公開。PG12。
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