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福山雅治、“病院に行かない”広瀬すずに「おばあちゃんみたいだな」

2020年1月17日 18:13

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全国261スクリーンで公開
全国261スクリーンで公開

[映画.com ニュース] 岩井俊二監督がメガホンをとり、原作・脚本・編集も兼ねた「ラストレター」が1月17日、全国261スクリーンで封切り。東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶に、岩井監督をはじめ、キャストの松たか子広瀬すず森七菜福山雅治が出席した。

岩井監督が自らの原体験を詰め込んだ集大成として、劇映画としては初めて出身地である宮城をロケ地に設定。手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描く。岩井監督は「仙台の人たちから『(ロケ地は)本当に仙台なのか? 見たことがない景色』と言われたのが嬉しかったですね(笑)。頑張って撮ったかいがあったかな」と自信をにじませていた。

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映画のタイトルにちなみ「今年でラストにしたいものは?」と問われると、森は「『これで最後』を“ラスト”にしたい」と回答。「お菓子を食べてて『これで最後!』と思いながら、結局食べちゃいますし、誰かと歩いている時に寄り道をして『これで(気になったものを見るのは)最後!』って思いながらも、(見るのを止められず)電車を乗り遅れる結果に……。今年こそは、そういう子どもらしいことを“ラスト”にしたい」と理由を説明した。しかし「でも、やっぱりお菓子は好き?」と聞かれると「好きなんです~」と無邪気な笑顔を浮かべていた。

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広瀬は「“病院に行かない”ということを最後にしたい」と告白。「熱を出しても、体を痛めても、基本的に行かないんです。汗をかけば熱は下がる。足を痛めたら、動けば治る。そういう思考なんです。薬をもらっても飲むのを忘れ、それでも治ってるから……」と話すと、福山は思わず「おばあちゃんみたい。『寝たら治る』とか、『風邪は薬で治しちゃいけない』とか。古き良き日本人もみたいだな」とツッコみ、場内の笑いを誘っていた。

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そんな福山のアンサーは「トイレで寝てしまうこと」だった。「トイレに行ってから寝ようとするんですが、森さんと同じように『お酒はこれで最後の1杯にしよう』と思いながらも、結構飲んでしまう。それからトイレに行くと、そこで寝ていることがあるんですよ」と明かすと、広瀬は「私のこと“おばあちゃん”と言いましたけど、福山さんも“おじいちゃん”なところがありますよ(笑)」と反撃。「(このエピソードを)全国の福山ファンが聞いても大丈夫なんですか?」と松に心配されてしまった福山は、「そういうところも含めて、これからもよろしくお願いします!」とメッセージをおくった。

松は「斜め掛けのバッグと、首に巻くショールを身に着けるスタイルが多い」とのこと。「バッグをとろうとすると、ショールを先に巻いていたので、紐が絡まる。『どっちを先に外せばよかったんだっけ』と手順がわからなくなることがあるんです。そんなことを“ラスト”にしたい」と話すと、福山は「言っていいですか? (松は)間違いなく“可愛いおばあちゃん”になります」と締めくくった。

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