米EWが選ぶ2010年代の小説ベスト10
2020年1月1日 09:00

[映画.com ニュース]米EWが2010年代を振り返り、この10年で発売された小説の中からベスト10を選出した。
2位は、英作家ケイト・アトキンソンの輪廻転生をテーマにした「Life After Life」。1910年2月の雪の降る日に生まれたアーシュラが、事故や戦争などで命を落としては何度も生まれ変わり、その都度新たな選択をしていく人生の繰り返しが描かれる。
3位は、パキスタンの作家モーシン・ハミッドの「Exit West」。中東と思われる国で出会った男女サイードとナディアは、情勢が悪化した国を離れるため不思議な扉を開けて外国に逃亡し次々と国を渡り歩くという、難民と恋愛をテーマにしたストーリーだ。同書は「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のノルウェー人監督モルテン・ティルドゥムがメガホンをとり、映画化されることが決定している。
米EWが選んだ2010年代の小説ベスト10は以下の通り。
2. 「Life After Life」ケイト・アトキンソン著
3. 「Exit West」モーシン・ハミッド著
4. 「The Flamethrowers」レイチェル・クシュナー著
5. 「Sing, Unburied, Sing」ジャスミン・ウォード著
6. 「Commonwealth」アン・パチェット著
7. 「ステーション・イレブン」エミリー・セントジョン・マンデル著
8. 「運命と復讐」ローレン・グロフ著
9. 「七つの殺人に関する簡潔な記録」マーロン・ジェイムズ著
10. 「Normal People」サリー・ルーニー著
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