ニューヨーカー誌が選ぶ2019年のベスト10冊
2019年12月25日 15:00

[映画.com ニュース] 米文芸誌ニューヨーカーが、2019年に出版された本の中からベスト10冊を選出した。
クリステン・アーネット著「Mostly Dead Things」は、フロリダで父が自殺し、剥製師として家業を継いだ娘が主人公。彼女は兄弟の妻と愛人関係にあったが、その愛人も姿を消すという、喪失と自身のセクシャリティを見つめる物語。
ジェシー・ボール著「The Divers' Game」は、格差が拡大し、上流階級は下流階級の人間をどんな理由であれ殺害できる法律が定められた世界を描く物語。スーザン・チョイ著「Trust Exercise」は、1980年代、パフォーマンスアートの高校に通うサラとデビッドが、カリスマ性のある演劇教師の視線が注がれるなか愛を育んでいく。
ルーシー・エルマン著「Ducks, Newburyport」は、オハイオ州に住む名前のない中年主婦が主人公。4人の子どもと夫とペット、アメリカの歴史と自身の後悔について彼女の思考が綴られる。ベルナルディン・エバリスト著「Girl, Woman, Other」は、2019年のブッカー賞受賞作。現代のロンドンを舞台に、LGBTや黒人女性として生きる苦悩など、12人の登場人物たちの人生を描く群像劇だ。
米文芸誌ニューヨーカーが選出した今年のベスト10冊は、以下のラインナップになる。
▼「The Divers' Game」ジェシー・ボール著
▼「Trust Exercise」スーザン・チョイ著
▼「Ducks, Newburyport」ルーシー・エルマン著
▼「Girl, Woman, Other」ベルナルディン・エバリスト著
▼「How We Fight for Our Lives」サイード・ジョーンズ著
▼「In the Dream House」カルメン・マリア・マチャド著
▼「Valerie」サラ・ストリッズバーグ著
▼「Axiomatic」マリア・タマルキン著
▼「On Earth We’re Briefly Gorgeous」オーシャン・ビュオン著
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