デイブ・グリーン、米ワーナー「ワイリー・コヨーテ」映画の監督に
2019年12月23日 13:00

[映画.com ニュース] 「ルーニー・テューンズ」の人気キャラクターを主人公にした米ワーナー・ブラザースの新作映画「コヨーテvsアクメ(原題)」の監督が、「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)」のデイブ・グリーンに決まったことがわかった。米バラエティが独占で報じている。
本作の主人公となるのは、1930~69年に制作され、今なお世界中で愛されるワーナーの短編アニメ作品群「ルーニー・テューンズ」で、トゥイーティーやバッグス・バニー、ダフィー・ダック、ポーキー・ピッグらと並ぶ人気キャラクターのワイリー・コヨーテ。「ミッミッ!」とクラクションのような声をたてながら稲妻のごとく走り去る俊足の鳥、ロード・ランナーの捕獲に執念を燃やすコヨーテは、あらゆる計画や発明品を駆使してロード・ランナーに挑んでは、不注意から谷底に転落したり壁に激突したり、はたまた爆発で吹き飛ばされたりと、必ず痛い目に遭ううえに毎回失敗に終わるものの、決して諦めない不屈の精神で懲りずに宿敵を追い回す。
ストーリーについては現時点で不明だが、「コヨーテvsアクメ」というタイトルから、ワイリー・コヨーテがロード・ランナーを捕獲するための武器を購入しては、たびたび不良品や粗悪品をつかまされている架空の通販会社「アクメ社」とバトルを繰り広げるものと予想される。
実写とアニメーションの合成による本作でプロデューサーを務めるのは、レゴバットマン ザ・ムービー」のクリス・マッケイ監督。「ボーダータウン」「フィラデルフィアは今日も晴れ」などの米テレビアニメシリーズで脚本を手がけたジョン&ジョシュ・シルバーマン兄弟が、脚本の執筆にあたる。
メガホンを託されたグリーン監督は、サム・ライミ版「スパイダーマン」3部作にスタッフとして参加し、短編映画やミュージックビデオの監督を経て、2014年のSFファンタジードラマ「EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー」で長編監督デビュー。その後、ニューヨークを舞台に忍者のカメ4兄弟の活躍を描いた実写アクション「ミュータント・タートルズ」のシリーズ第2弾、「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)」(16)の監督に抜擢され、同作を世界累計興行収入2億4500万ドルの大ヒットへと導いた。
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