「テッド・バンディ」にメタリカのあの人が出演!敏腕警察官役で存在感放つ
2019年12月12日 20:00

[映画.com ニュース] 実在の殺人鬼を描く「テッド・バンディ」でヘビーメタルバンド「メタリカ」のジェイムズ・ヘットフィールドの登場シーンをとらえた場面写真が、公開された。史実でもキーパーソンとなる警察官を演じ、すごみを利かせた表情を見せている。
1970年代のアメリカで30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディは、IQ160の頭脳と美しい容姿で司法やメディアを翻ろうし、女性たちをひきつける魅惑的なカリスマ性を持ち合わせていた。本作では、バンディを「グレイテスト・ショーマン」のザック・エフロンが演じ、長年の恋人の視点を通して善人としての一面も描く。
ヘットフィールドは、スピード違反でバンディを捕まえる警察官ボブ・ヘイワード役で出演。不審なビートルを見つけたヘイワード巡査は、運転していたバンディに職務質問を行い、手錠をはめて警察署へ連行する。後に、車からは犯行に使用されたであろうバールやロープなどが見つかり、巡査の勘はバンディ逮捕につながる大きな一手となる。

メタリカを題材にしたドキュメンタリー「メタリカ:真実の瞬間」を手掛け、本作のメガホンをとったジャー・バーリンジャー監督は、ヘットフィールドの起用理由について、「ボブ・ヘイワード巡査本人の写真を初めて見た時、『ジェイムズ・ヘットフィールドのぽっちゃり版だな』と思ったんだ」と笑いながら明かす。
「数年前に『役者はどう?』と聞いたら、興味はあるけど挑戦したことはないと言っていたんだ。だから早速、彼に電話をして映画に出ないかと尋ねたら、すぐに話に乗ってきてくれた。それ程大きくない役だから撮影は2~3日で済むし、このくらいの役なら挑戦できると思ったらしい」と振り返り、「すばらしい演技を見せてくれたし、メタリカのリードボーカルが撮影現場にいるというだけで、みんなも興奮気味だったよ」と現場の様子を語った。
「テッド・バンディ」は12月20日から全国公開。R15+指定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

まったく“別次元”の興奮体験
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス