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ザック・エフロン、凶悪シリアルキラーを演じた理由は? “そっくり”写真も公開

2019年12月4日 20:00

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驚きのシンクロ率
驚きのシンクロ率
(C)2018 Wicked Nevada, LLC

[映画.com ニュース] シリアルキラーの語源になった殺人鬼テッド・バンディの知られざる姿を描く「テッド・バンディ」から、バンディを演じたザック・エフロンと本人を比較した写真が公開された。髪型や身振り手振りだけでなく、口のすぼめ方など細かい部分までそっくりに再現している。

バンディは、1970年代のアメリカで30人以上の女性を惨殺したとされる。IQ160の頭脳と美しい容姿で司法やメディアを翻ろうし、女性たちをひきつける魅惑的なカリスマ性を持ち合わせていた。本作では、殺人犯の裏側に迫ると共に、バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての一面も描く。

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ハイスクール・ミュージカル」シリーズ、「グレイテスト・ショーマン」などで知られるエフロンは、邪悪なシリアルキラーを演じることに葛藤があったそう。「実家に帰った時、母に『殺人鬼を演じるかもしれない』と言ってテッド・バンディの名前を出したら、振り返って僕を凝視してきたんだ。そこには恐怖が感じられた。明らかに動揺していたね。母はテッド・バンディの裁判をリアルタイムで見てきて、それだけショッキングな事件だったのさ。外見や人柄で、その人の善悪を判断することはできないと、世に知らしめた裁判だった」と明かす。

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演じると決めるまでは「正直迷ったよ。殺人鬼を美化したくなかったからだ。今でもこの作品はバンディを美化していると感じている人も多いようだが、僕という役者が彼を演じることによって、新たな見方ができたのではないかと信じている」と振り返り、自身が築き上げてきた“ザック・エフロン像”を利用することで、「邪悪な者というのは、見た目は普通の人」という、ジョー・バリンジャー監督が伝えたかったメッセージに真実味を持たせた。

テッド・バンディ」は12月20日から全国公開。R15+指定。

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