「この世界の片隅に」片渕須直監督の日々を追ったドキュメンタリー、12月から公開&配信
2019年12月2日 06:00

[映画.com ニュース] 片渕須直監督による劇場アニメ「この世界の片隅に」に新エピソードを追加した「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が12月20日に公開されることを記念して、片渕監督を追ったドキュメンタリー映画「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」が12月13日から劇場公開、18日からデジタルセル配信されることが決定した。
こうの史代氏の同名漫画をアニメ化した「この世界の片隅に」は、第2次世界大戦中の広島・呉で、大切なものを失いながらも前向きに生きようとする女性すずの日常を丹念に描いた。2016年11月12日の公開以来、1日も途絶えることなくロングラン上映が続き、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏アヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門の審査員賞を受賞するなど国内外で高い評価を獲得。250カットを超える新場面を追加した「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」では、すずと遊郭の女性リンとの交流、すずの夫・周作とリンの関係などを掘り下げることで“さらにいくつもの人生”や“こころのひみつ”が浮き彫りになる。

「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」は、「この世界の片隅に」公開後の片渕監督の日々を追ったドキュメンタリー。3年近くの時間をかけて100回の取材を行い、全国の映画館での舞台挨拶、各地のファンとの交流、映画祭への参加など、片渕監督が「この世界の片隅に」と歩んだ日々を収録。さらに、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」公開に向けてさらなるリサーチを重ね、妥協なき姿勢でアニメーション制作に臨む姿を映し出す。また「この世界の片隅に」「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の音楽を担当したコトリンゴが、本作のテーマ曲「かんとくさん」も手がけている。
「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」は12月13日からテアトル新宿、テアトル梅田、八丁座、呉ポポロほか全国の劇場で公開。18日からiTunes、Amazonプライム・ビデオ、Google Play、ひかりTVなどでデジタルセル配信される(HD版が2500円~、SD版が2000円~)。
(C)2019 こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
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