ジェイ・ウェスト×今宿麻美×ダンテ・カーバー、5年の歳月を経て公開決定の映画に感慨
2019年11月21日 21:09

[映画.com ニュース] ハリウッドで映像制作を学び、短編映画やミュージックビデオなどを手がけてきた渋谷靖監督の初長編作「good people」の完成披露試写会が11月21日、東京・新宿バルト9で行われ、主演のジェイ・ウェスト、今宿麻美、ダンテ・カーバー、渋谷監督が登壇した。
現代の東京を舞台に、シェフになる夢をあきらめ無気力になっているビリー(ウエスト)、自分に自信がないという恐怖心から夢をあきらめたミキ(今宿)、理想の彼女を追い求める矛盾だらけのケイレブ(カーバー)という、生きることに不器用な3人が出会い、運命が交錯するさまを描く。2014年に「pancakes」のタイトルで、HOLLYWOOD FILM FESTIVAL(ハリウッド映画祭)で上映された作品が、5年の歳月を経て「good people」のタイトルで劇場公開されることになった。今回のお披露目に、渋谷監督も「感無量というか、言葉にするのは難しいですが、助けていただいた方への感謝の気持ちでいっぱいです」と晴れやかな表情。カーバーも「僕も本当に同じ気持ち。5年くらい、いつ公開されるのかなとずっと待っていた。12月7日に公開が決まって良かったです。ソー・ハッピー」と笑顔を弾けさせた。

さらに、ウェストも「すごくうれしかったです。ありがとう」と感無量の面持ちで、「5年を経ての公開ということで、撮影当時の個人的な流れとか、いろいろなことを思い出しますね。ビリーは言っていることと、やっていることに違いがあるけど、人間ってそういう部分はあるから。いいなと思いました」と付け加える。カーバーが「今回のキャラクターは、みんなのイメージと違うから面白いです」と続けると、ウェストは「(劇中のケイレブは)すごくかわいいよ」と同調していた。
公開に合わせて本編を見返したという今宿は、「改めていろんなことを思い出しましたね。あれから5年経ちましたけど、今という時代に上映できたのは良かったなと思いますし、そのタイミングが今日だったのかもしれないですね」としみじみ。渋谷監督も5年の変化に「たぶん、何かを作ったり、書いたりする時は、少し先のことを考えながら作るものなので、そういう意味で言うと、ちょうど今の感じに合っているのかもしれません」と続けた。
そして最後に、ウェストが「皆さんがわざわざ時間を作って、地下鉄に乗って映画館に来て、この映画館の席に座って、わざわざ俺たちが作った小さな映画を見に来てくれた。僕にとってはそれは本当に大きいこと。あきらめずに公開を現実化させてくれたスタッフ、そして集まってくださった皆さんも、ありがとうございます」と晴れやかな表情で呼びかけた。
「good people」は12月7日から新宿バルト9ほか全国で公開。
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