松本穂香、中川龍太郎監督の公開ラブレターに苦笑い
2019年11月16日 20:42

[映画.com ニュース] 第41回モスクワ国際映画祭に特別招待された「わたしは光をにぎっている」の公開記念舞台挨拶が11月16日、東京・新宿武蔵野館で行われ、主演の松本穂香、共演する渡辺大知、徳永えり、中川龍太郎監督が登壇した。
両親を早くに亡くし祖母と2人で長野県の民宿を切り盛りしていた20歳の宮川澪(松本)が、祖母の入院を機に上京。都会での仕事探しに苦戦し、父の親友が経営する銭湯を手伝うようになるが、銭湯が区画整理のため閉店を余儀なくされる。11月15日に全国13スクリーンで封切られた。
本作を見て、涙を流したという松本は「自分の出演した作品を客観的に見られたのは初めて。純粋に好きな作品を楽しみ、温かい気持ちになって涙が流れたのかな」としみじみ。「優しく寄り添ってくれる作品、とまでは言えないかもしれないですが、見れば気持ちを豊かにしてくれるはず。私も疲れているので(笑)、また見たいです。皆さんにも愛されたらいいな」と本作の癒し効果をアピールしていた。

舞台挨拶では、中川監督が松本宛てに書いた手紙を、なぜか渡辺に代読させる珍演出も。その内容は「地方キャンペーンの最中、あまりにポニーテールがすてきで、次に機会があったら、どんな風に松本さんを撮らせてもらおうか。そればかり考えて、気が散っていました」「今回は引きの画が多くて、せっかくのすてきな笑顔も、繊細なお芝居も見えづらかったので、次はアップのある映画にしましょうか」「松本さんは僕にとって灯です」と“松本愛”あふれるもので、中川監督は「独特な恥ずかしさがありますね」と照れ笑い。
手紙を読まされた渡辺は「何ですか、これ。ラブレターですか?」、徳永も「そうですね。これ、公開ラブレターですよ」とあきれ顔。当の松本も「まず、ポニーテールのところで引っかかってしまって」と苦笑気味だったが、「監督らしい、優しい言葉で伝えてくれて、この先も監督に映画を撮ってもらいたいなと思いました。ありがとうございました」と再タッグに期待を寄せていた。
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