「IT イット THE END」プロデューサー&監督の姉弟が初来日!原作者キングは「僕らを信頼してくれた」
2019年10月25日 23:00

[映画.com ニュース] スティーブン・キングの人気小説を映画化した大ヒットホラーの完結編「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」の公開直前ファンミーティングが10月25日、メガホンをとったアンディ・ムスキエティ監督と、姉でプロデューサーのバルバラ・ムスキエティが出席した。
前作「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」から27年後を舞台に、ビル、ベバリーら大人になった「ルーザーズ・クラブ」の面々が、かつて誓った約束を果たすため、故郷の小さな田舎町に帰還し、再び“それ”と対峙する。ジェームズ・マカボイ(ビル役)、ジェシカ・チェステイン(ベバリー役)らが大人になったルーザーズ・クラブを演じている。
前作から続投の2人は、姉弟そろって初来日で「残念ながら、風邪をひいてしまって24時間ホテルに缶詰めなんだけど(笑)、前作が日本でも大ヒットしたと聞き、本当にうれしい気持ち」(アンディ)、「皆さんが私たちをここに立たせてくれた。足かけ5年でシリーズが完結し、ここ東京が最後のプレミアの地なの。このイベントが終わる頃には、泣いてしまうかも」(バルバラ)とファンに感謝を示した。
今回の映画化と原作者キングの関係性を問われると、アンディは「彼は脚本作りには関わっていない」と認めたうえで、「草稿をお見せしたタイミングで、いちファンとして“映画で見てみたいもの”リストを提示してくれた。でも、その通りに従う必要はなくて、僕らのことを完全に信頼してくれた。小説と映画は、まったく別のアートだと理解してくれているんだ。僕自身、ティーンの頃から大ファンで、ストーリーテリングの手法をたくさん学んだ」と話していた。
また、バルバラは「彼はhorrible(恐ろしい)ではなく、adorable(尊敬すべき)存在。お孫さんを連れて、本作の撮影現場を訪問してくれたことも。なんと3日間も通ってくれて、たくさんの経験談や助言をシェアしてくれた」とホラー界の“キング”に敬意を表した。
1986年に発表された原作が、今の時代に映画化されたことについては、アンディが「偶然ではないと思う。僕が初めて読んだのも27年前なんだから(笑)」とし、「現代の権力者たちは、“恐怖”を利用して、人々を分断しようとしているんだ。彼らモンスターと戦うためには、僕らが団結し、垂れ流されるウソに耳を傾けない強さをもつべきなんだ」と訴えると、客席からは大きな拍手が巻き起こった。
「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」は、11月1日から全国公開。
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