上白石萌音、ストレスで湿疹? 自分と真逆キャラ演じた「スタートアップ・ガール」公開
2019年9月7日 12:44

[映画.com ニュース] 新規事業の立ち上げや企業を意味する「スタートアップ」を題材にした映画「スタートアップ・ガールズ」の公開記念舞台挨拶が9月7日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、ダブル主演を務めた上白石萌音(「ちはやふる」「君の名は。」)、山崎紘菜(「神さまの言うとおり」)が登壇した。
2人はともに、第7回(2011年)東宝シンデレラオーディションの審査員特別賞受賞者で、今回が初共演。上白石は「ずっと紘菜ちゃんが隣にいてくれる、楽しく尊い日々。出会った頃から心強いお姉ちゃんで、本当にありがたい」と山崎に全幅の信頼を寄せていた。
若き起業家として脚光を浴びる大学生・小松光(上白石)と、大企業に勤める安定志向のOL・南堀希(山崎)。性格やファッション、仕事に対する考え方も正反対の2人がぶつかり合いながらも、ビジネスパートナーとして成長していく。9月6日に全国23スクリーンで封切られた。
上白石は、天才気質ゆえ常に感情を爆発させるという役どころで、「普段はとても省エネで、怒ったり、けんかするのは面倒くさいタイプ。光は真正面に人とぶつかり、他人に汚い言葉を投げかけることも」と回想。自分と真逆のキャラクターを演じ「人に悪口を言うストレスで、体中に湿疹ができてしまった」と明かし、「でも、わたし、こんなに怒鳴れるんだって。新鮮でしたね。まるで、ずっとアトラクションに乗っているようだった」と語った。
一方の山崎は「常に受け身のお芝居だったので、大変でしたし、日々たまるものがあって」とこちらも演技に苦心した様子。劇中、ためこんだ思いを吐き出すシーンでは「泣き過ぎちゃうくらい、泣いちゃいました」と振り返った。
新たなビジネスのため、困難を乗り越えるヒロイン像については「わたしも現場も、いかに限界を超えられるか。限界突破がスローガンでしたし、突破した先に見える景色のすばらしさを教えていただいた」(上白石)、「新しいことにチャレンジする勇気や、苦手を克服しようと思える前向きなエネルギーが、ご覧になった皆さんの心に生まれていれば、うれしい」(山崎)と話していた。舞台挨拶には上白石と山崎に加えて、池田千尋監督、挿入歌を歌うXAIが駆けつけた。
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