コンスタンス・ウー、自身の失言を「女優だから」と開き直り
2019年9月2日 16:00

[映画.com ニュース] 「クレイジー・リッチ!」で一躍ブレイクを果たした女優コンスタンス・ウーが、レギュラー出演中の米人気コメディ「フアン家のアメリカ開拓記」のシーズン更新をめぐる失言について、初めてコメントした。
ウーは5月、同番組のシーズン6への更新が決定した際、自身のTwitterに「腹が立って泣けてくる。ああ、もう最悪」などとネガティブなツイートを連発して物議を醸した。その後、予想以上の反響を巻き起こしたことを懸念してか、「『フアン家のアメリカ開拓記』のキャストとスタッフのことは大好きだし、あの番組に参加できて光栄に思っている」としたうえで、すべての発言は「あの番組が嫌いだからではなく、更新したことで情熱を注いでいたほかの企画を諦めなければならなかったから」と釈明したものの、ファンならびに業界内からの批判の声が止むことはなかった。
このほど、ジェニファー・ロペスやリリ・ラインハートら豪華女優陣と共演する新作映画「Hustlers(原題)」(9月13日全米公開)のプロモーションのため、米ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューに応じたウーは、「もともと感情的だし、(言動が)大げさなのも認めるけど、私を知る人たちは、そういった部分が私という人間を形作るほんの一面にすぎないと理解してくれているはず」と熱弁。「騒ぎの後、たくさんの番組スタッフや共演者が、『みんな君のことが大好きだし、君がどういう人かもわかっている。あんな酷い仕打ちを受けるなんて、あんまりだよ』と慰めてくれたのは、とても嬉しかったわ。つまりはみんな分かっているのよ。女優なんだから、芝居がかった態度をとるのも当然だってね」と開き直った。
米Page Sixによれば、ウーは「Hustlers(原題)」の撮影時にも、大スターであるロペスやカーディ・Bをはるかに凌ぐわがままぶりでスタッフを悩ませたそうで、さらにプロモーションに際しても、主役として他のキャストよりも上に名前を掲載するよう媒体に要求したという。
度重なる失言で「扱いにくい女優」のレッテルを貼られてしまった感があるウーだが、イメージアップのために何らかの策を講じるのか、今後の出方に注目が集まる。
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