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“お受験”のため貧民街へとお引越し!? イルファン・カーン主演作、予告完成

2019年7月18日 15:00

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インドの壮絶な“お受験”を描く 「ヒンディー・ミディアム」
インドの壮絶な“お受験”を描く 「ヒンディー・ミディアム」

[映画.com ニュース] 米ハリウッドでも活躍するインドの名優イルファン・カーンが主演し、インドの壮絶な“お受験”を描く映画「ヒンディー・ミディアム」の予告編が公開された。娘を進学校に入学させるため、神頼みや引っ越しなどあらゆる手段を駆使して奮闘する夫婦の姿がコミカルに切り取られている。

デリーの下町で洋品店を営んでいるラージ・バトラは、妻のミータ、娘のピアと暮らしている。夫婦は娘の将来のため進学校に入れることを考えていたが、親の教育水準や居住地などが合格を左右すると知り、ラージは無理に高級住宅街への引っ越しを決める。お受験クラスで試験や面接のコツを学び、遂に迎えたお受験の結果はまさかの全滅。しかし、低所得者層のための優先入学枠という“禁断の手口”があることを知った夫婦は、貧民街に引っ越し、優先枠への入学を狙い始める。

予告編は、張り切って高級住宅街に引っ越したものの、英語で話せないと近所の子どもからも相手にされない厳しい現実を目の当たりにするミータとピアの姿を映し出す。そして全滅という結果を前に、家族は絶望する暇もなく貧民街へと再びお引越し。家族思いだがどこか抜けたところがあるラージと、学歴コンプレックスを抱え思いこみの激しいミータの軽妙な掛け合いの一方で、新しい仕事やみすぼらしい生活に混乱する様子も。やがて家族が周囲の人々と打ち解け始め、生き方を見つめ直していくさまが爽やかにとらえられている。

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タイトルの「ヒンディー・ミディアム」は、ヒンディー語で授業を行う公立学校を意味している。対して、ラージとミータが娘を入学させようとしているのは英語で授業を行う私立の名門校「イングリッシュ・ミディアム」。監督・脚本を手掛けたサケート・チョードリーによる丁寧なヒアリングをもとに、本作では英語が何より重視されるインドの教育の現状と、お受験戦争の狂乱をコメディタッチで描き出す。

ジュラシック・ワールド」「インフェルノ」で知られ、父親ラージを演じたカーンは、「『ヒンディー・ミディアム』は、誠実で感動的な物語なんだ。人の心の奥底を揺り動かすストーリーは、世界共通の問題として、前向きな力と社会の進歩的な改革をもたらすだろう」とコメントを寄せる。さらに、続編「Angrezi Medium」(「イングリッシュ・ミディアム」の意)が2020年春のインド公開に向け製作中であり、カーンは別の役で再び主演を務める。

ヒンディー・ミディアム」は、パキスタンで活躍するトップ女優サバー・カマルがミータ役で出演。9月6日から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

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