アルツハイマーを患ったグレン・キャンベルのツアーに密着したドキュメンタリー公開
2019年7月10日 18:00

[映画.com ニュース] 2017年に死去したアメリカの国民的スター、グレン・キャンベル。アルツハイマーを患いながらも11年に敢行した「さよならツアー」に密着したドキュメンタリー「アルツハイマーと僕 グレン・キャンベル音楽の奇跡」が9月21日に公開される。
50年近くに及ぶキャリアを誇り、グラミー賞6回をはじめ数多くの受賞歴を誇るカントリーミュージシャンであるキャンベル。その伝説的なギター演奏はビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」やフランク・シナトラの「夜のストレンジャー」などの名盤で耳にすることができる。
映画は、アルツハイマーを患い、医師からギター演奏を断念せざるを得ないと通告されていたキャンベルが11年、家族と共に敢行した「さよならツアー」に密着。愛と笑いと音楽を処方箋として病に立ち向かう姿が映し出される。監督は、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のジェームズ・キーチ。ブルース・スプリングスティーンをはじめとしたミュージシャンたちが、自身の家族の罹患体験を語るなど、アルツハイマー病の認知度向上に努めたとして全米で称賛された。
「アルツハイマーと僕 グレン・キャンベル音楽の奇跡」は、世界アルツハイマーデーの9月21日に新宿シネマカリテ、有楽町スバル座ほか全国順次公開。
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(映画.com速報)