みずみずしさとイノセンス 90年代の台湾青春映画「熱帯魚」「ラブゴーゴー」予告編
2019年7月8日 10:00

[映画.com ニュース]8月17日からデジタルリストア版が上映される、台湾のチェン・ユーシュン監督の「熱帯魚」「ラブゴーゴー」の予告編とビジュアルが公開された。予告編は、懐かしい雰囲気の90年代ポップスに乗せ、ビジュアル同様にみずみずしさとポップさが溢れる両作品の印象的な見どころを切り取った。
「熱帯魚」は、“台湾ニューシネマ”の異端児チェン監督が1995年に発表した長編デビュー作で、誘拐事件に巻き込まれた少年と誘拐犯一家の不思議な交流をユーモラスにつづった人間ドラマ。第48回ロカルノ国際映画祭で青豹賞、第32回金馬奨で最優秀脚本賞・最優秀助演女優賞を受賞した。
「ラブゴーゴー」(97)は「熱帯魚」に続く長編第2作で、台北を舞台に個性豊かな複数の男女が織り成す不器用な恋愛模様をポップに描いたラブコメディ。第34回金馬奨で最優秀助演男優賞・最優秀助演女優賞を受賞している。
「『熱帯魚』では、これまでの台湾映画とは違う、自分の眼で見た台湾を撮ろうと考えた。対して今回は、その自分の眼で見た台湾を個人の感情に凝縮しようと試みたんだ。どこの国の誰でもこの映画に流れる感情を理解できるはずだ」 と「ラブゴーゴー」日本初 公開時にチェン監督は語っている。
(C)Central Pictures Corporation
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