スタジオポノック、“オリンピズム”をテーマにした短編アニメをIOCと共同制作
2019年6月11日 20:02

[映画.com ニュース] 元スタジオジブリのプロデューサー・西村義明氏が立ち上げ、劇場アニメ「メアリと魔女の花」「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」を手がけたスタジオポノックが、国際オリンピック委員会(IOC)と共同で、オリンピズムをテーマにした短編アニメーション映画を制作することがわかった。6月11日(日本時間)にフランスで開幕した、アヌシー国際アニメーション映画祭の「ちいさな英雄」スクリーニングイベントで発表された。IOCがアニメーション映画の共同制作に携わるのは、今回が初の試みとなる。
短編アニメーション映画は、オリンピック文化遺産財団が主導する国際芸術、文化プログラムの一環として、オリンピックに込められた「Excellence 卓越」「Friendship 友情」「Respect 尊重」の精神を共有できる作品を目指して制作。プロジェクトのコーディネートと運用実務は電通が担当する。作品の完成後は、2020年の東京オリンピック開催期のほか、以後のオリンピック開催地でも、さまざまな機会で公開されていく予定だ。また、スイス・ローザンヌに所在するオリンピック・ミュージアムに収蔵されるほか、20年のアヌシー国際アニメーション映画祭でも上映が行われる。

スタジオポノックの代表取締役を務める西村氏は「世界で初めてオリンピズムをアニメーション映画として表現する貴重な機会に恵まれ、大変光栄です。昨年夏に、国際オリンピック委員会の方々とお会いし、お話をいただいた当初は、お引き受けするのを躊躇しました。僕たちのアニメーションと、あのオリンピックの光景、アスリートたちの姿が結びつかなかったからです」と当初の戸惑いを明かしつつ、「しかし、彼らの提案は違いました。描くのはオリンピズムであり、オリンピック競技を描いて欲しいわけではない、子どもたちに向けて作ってほしい、という熱のある提案でした。世界的行事のイズムを表すという分を超えた仕事に、重圧はありますが、オリンピックを楽しみに待つ世界の子どもたちの顔を思い浮かべながら、美しく、楽しく、そして歓びをもって、競争の末にオリンピックが見せてくれる『もうひとつの価値』を真正面から描きたいと思っています」と意気込みを語った。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのぶっっっとんだ映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生の物語。そのままの君が、好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券