坂口健太郎、「FF14」プレイで役づくり “ゲーマー”吉田鋼太郎は出演に大興奮
2019年5月23日 17:48

[映画.com ニュース]人気ゲーム「ファイナルファンタジーXIV」(FF14)にまつわる実話を綴った、マイディー氏のブログを映画化する「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の完成披露試写会が5月23日に東京・有楽町朝日ホールで行われ、ダブル主演を務めた坂口健太郎と吉田鋼太郎をはじめ、共演した佐久間由衣、山本舞香、実写パートを担当した野口照夫監督、ゲームパートを手掛けた山本清史監督が登壇した。
「ファイナルファンタジー」シリーズの第14作で、MMORPG(大規模同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)であるFF14が題材の本作。同ゲームのプレイヤーであるアキオ(坂口)は、幼少期からずっと父・暁(吉田)とすれ違ってきた。ある日、仕事一筋で単身赴任中だった父が、突然会社を辞めて家に帰ってくる。父の本音を知りたいと考えたアキオは、FF14の世界に父を招待し、正体を隠してゲーム内で一緒に冒険をするという「光のお父さん計画」を決行する。
作品の感想を問われ、坂口は「ゲームという主軸はあるんですが、父と息子というヒューマン(ドラマ)的なものに気持ちが入りました」と語る。そして、「(劇中で)僕と鋼太郎さんってあまり言葉を交わさないんですよね。なので、父の背中を見る眼差しなど、そういうセリフじゃない部分を大切にしてお芝居をしました」と述懐した。
実際に「FF14」をプレイして役への理解を深めていったという坂口は「楽しい役づくりでした。遊んでいるわけじゃないですけどね?」とニッコリ。一方の吉田は、同ゲームの第1作からプレイしているというゲーマー。驚く観客たちに「僕こう見えてかなりのゲーマーで、ファミコンが発売した当時もすぐ飛びつきまして」と説明し、「ファイナルフンタジーもずっとやってきたので、『とうとう来るべきものが来たな』と思いました。めっちゃ嬉しかったです」と顔をほころばせた。さらに、ドラマ版で自身と同じ役を演じた故大杉漣さんに触れ、「本当に尊敬する素晴らしい俳優さんでした。その役をやらせて頂くということで身が引き締まる思いや、プレッシャーがありました。『大杉さん、僕すみません、やらせていただきます』という気持ちでしたね」と心情を吐露した。
この日は、野口監督が衝撃の事実を告白。「僕が今日1番ドキドキしているのが、プロデューサーから全員一致で『切れ』って言われたシーンがあって、『分かりました』って言いながら1秒も僕は切らなかったんです」と説明すると、キャスト陣は「どこ?」と一斉にざわつく。野口監督は迷いながらも「吉田さんの所ですかね……(笑)」と明かし、「何で言っちゃったんだろう」とぼやいていた。
「劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん」は、6月21日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント