湯浅政明監督、5年ぶりのTVシリーズ 「映像研には手を出すな!」NHKでアニメ化決定
2019年5月8日 10:00

[映画.com ニュース] 大童澄瞳氏の漫画「映像研には手を出すな!」がNHK総合でテレビアニメ化されることが決定し、ティザーPVが公開された。「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた」などで知られる湯浅政明監督が、「ピンポン the Animation」以来5年ぶりにテレビシリーズを手がけ、「おそ松さん」の浅野直之がキャラクターデザイン、短編アニメ「キックハート」でも湯浅監督とタッグを組んだオオルタイチが音楽、サイエンスSARUがアニメーション制作を担当する。
「月刊!スピリッツ」(小学館刊)で連載中の同名原作は、女子高生がアニメ制作に挑む姿を描く青春ストーリー。「アニメは設定が命」という思いを抱く高校1年生・浅草みどり、カリスマ読モでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな金森さやかの“電撃3人娘”が、想像力を武器に「最強の世界(映像)」を作り出していく。「TV Bros.」のマンガ賞「ブロスコミックアワード2017」大賞をはじめ、「マンガ大賞2018」ノミネート、「このマンガがすごい!2018」オトコ編15位に選ばれている。
湯浅監督は、「誰でも子どもの頃、秘密基地を描いてワクワクした事があるのではないでしょうか? 自分で考えたものが空間になって、実際にそこに出来上がってゆく感覚。『映像研』はそんな、モノを作る醍醐味に溢れています。アニメ作りをアニメで制作するのが、アニメ作りを商売にしている僕らですから、難しいと思いながらも、経験を生かして、『あっ』とは驚かないかも知れませんが、新鮮な映像でお見せできたらと思っています」と意欲を述べている。
一方、原作者の大童氏は「『アニメ化』とは、ただ『マンガを動かす』ということではなく、動画や美術や音響や撮影など各セクションを担当する表現者たちと、それらを取りまとめる監督によって映像・アニメの演出で再構築することであり、それはとてもクリエイティブな行為です。誰によってどの様に作られるのかで作品は様々な形に変わることができます。そして、このお話はそんな『作り手』の物語でもあります。これから湯浅監督率いるドリームチームで、どんな『映像研』が創り出されるのか、わくわくドキドキしながらお待ちください!」とコメントを寄せている。
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