「名探偵ピカチュウ」声の主は西島秀俊「とにかく必死でやった」
2019年5月3日 19:31

[映画.com ニュース] 日本が世界に誇るコンテンツ「ポケットモンスター」を米ハリウッドで実写映画化した「名探偵ピカチュウ」が5月3日、全国417スクリーンで封切られた。母国での先行公開となり、日本語吹き替え版キャストの竹内涼真、飯豊まりえが東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶を行った。
さらにこれまで明かされていなかった、オリジナルではライアン・レイノルズが担当したピカチュウの声を吹き替えた西島秀俊もサプライズで登壇。観客の拍手に照れ笑いを浮かべながら、「本当にプレッシャーでした。とにかく必死に、一生懸命やりました。今も緊張しています」と語った。
アフレコは別々に段階を踏んで行われたそうで、「ポケモンの動きがものすごく可愛くて、つい見とれてしまい、『今ですよ』と言われたことが何度かあった」とタイミングを逸したことがあったと告白。ピカチュウとコンビを組む青年ティム役の竹内は、「取っていた時間を目いっぱい使ったほど大変な作業だった。でも、映画を見てバディになっていたので感動した」と笑顔をはじけさせた。
だが、飯豊が「竹内くんは、プロテインを飲みながらアフレコをしていたと聞いて、どれだけストイックなんだと思った」と暴露。さらに、「ピカチュウを誰がやるのか教えてもらえなくて、映画のエンドロールを見るまで気が付かなかった」とうらめしげに話した。
また、竹内はトレーナー役で1シーンだけ出演もしており、今年1月2日にロンドンに向かい撮影。「高級なモンスターボールを持たされ、1個しかないから壊さないで、でも全力で投げてと言われた。(アニメの主人公の)サトシだと思ってやりました」と説明。「一瞬のシーンでも、かける熱量がすごい。ワールドプレミアでキャストの人とも話をして自分の感覚だけでは狭い、いろいろな人とお仕事がしたいと思った」と海外進出にも夢をはせた。
そして、竹内と飯豊が「字幕版でも楽しみ方は変わるし、皆でいろいろと発信してゴールデンウイークを盛り上げて」と声をそろえアピール。西島も、「ストーリーも親子の愛の物語なので非常に感動する。見終わった後にいろいろな話ができて、楽しいと思う」と言葉に力を込めた。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ