若手映画監督たちが「ルイジアナ物語」「エストラパード街」の魅力を再発見!
2019年5月1日 17:00

[映画.com ニュース] グッチーズ・フリースクールとTCエンタテインメントの共同企画「若手映画監督×クラシック映画」が発足し、現在活躍中の若手映画監督たちのコメント動画が披露された。
同企画は、海外では傑作と語り継がれながらも、字幕付きでの上映が少ない作品をDVD化する「グッチーズ・クラシック部」に合わせたもの。6月19日に第1弾として発売されるのは、ドキュメンタリー映画の“父”として知られるロバート・フラハティ監督作「ルイジアナ物語」(1948)、ヌーベルバーグの監督たちに愛された巨匠ジャック・ベッケルによる「エストラパード街」(53)。この2作に対して、若手映画監督たちがそれぞれのコメント動画を製作した。
クラシック映画の新しい魅力を伝える映像を作ったのは、5人の監督。長編デビュー作「鉱 ARAGANEで」山形国際ドキュメンタリー映画祭2015アジア千波万波部門特別賞を受賞した小田香監督、第40回ぴあフィルムフェスティバル準グランプリを獲得した「ある日本の絵描き少年」の川尻将由監督、「スウィート・ビター・キャンディ」の公開を控える中村祐太郎監督、「HOMESICK」「ポンチョに夜明けの風はらませて」の廣原暁監督、「ある惑星の散文」が第33回ベルフォール国際映画祭長編コンペ部門にノミネートされた深田隆之監督が名を連ねた。
米ルイジアナの広大な湿地に住む少年が油田掘削に魅せられていく様子を描いた「ルイジアナ物語」と、パリを舞台に微笑ましい夫婦喧嘩から痛切な恋まで全てを描ききった恋愛コメディ「エストラパード街」。コメント動画は、自らの言葉でストレートに語るものもあれば、映像のみで表現する手法をとったものもあり、まさに多種多様なラインナップ。「クラシック映画のどこに魅力や意義を見出すのか」という点に対し、監督それぞれの個性や考えが表出するものとなった。
「若手映画監督×クラシック映画」のコメント動画は、グッチーズ・フリースクールの公式HP(https://gucchis-free-school.com/event/classic201904/)で公開中。
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