米歌姫ビヨンセがNetflixと大型契約
2019年4月29日 17:00
[映画.com ニュース]米ストリーミング大手のNetflixが人気歌手ビヨンセと6000万ドルにも及ぶ大型契約を結んだと、米バラエティが報じている。
Netflixは、2018年のコーチェラ・フェティバルでのライブの様子を収めた「HOMECOMING:ビヨンセ・ライブ作品」の世界配信を4月17日に開始したばかり。同作で、ビヨンセは出演だけではく、脚本・監督・製作総指揮とクレジットされている。
「Life is But a Dream」「On the Run Tour」「Lemonade」と、これまでビヨンセを題材にしたライブ、および、ドキュメンタリー作品といえば、米有料チャンネルのHBOで放送されるのが常だった。今回の「HOMECOMING:ビヨンセ・ライブ作品」に関してもHBOは獲得に動いたものの、Netflixに競り負けたという。「HOMECOMING:ビヨンセ・ライブ作品」は、Netflixがビヨンセと締結した3本契約の1本目となり、契約金は6000万ドルに及ぶという。
Netflixは、人気テレビプロデューサーのションダ・ライムズ(「グレイズ・アナトミー」、「スキャンダル」)を1億ドル、ライアン・マーフィー(「Glee/グリー」、「アメリカン・ホラー・ストーリー」)を2億5000万ドルで獲得するなど、人気クリエイターの青田買いを続けている。
最近のNetflixは、音楽ライブ作品「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」や、レディー・ガガに密着したドキュメンタリー「レディー・ガガ:Five Foot Two」、クインシー・ジョーンズのドキュメンタリー「クインシーのすべて」など、音楽コンテンツに力を入れている。