クリムトとシーレ、ウィーン黄金時代の画家のエロスと魂に迫るドキュメンタリー公開
2019年4月10日 06:00

[映画.com ニュース]19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトとエゴン・シーレ。花開いたサロン文化と、愛と官能性に満ちたふたりの絵画の世界に迫るドキュメンタリー「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」(ミシェル・マリー監督)が、6月公開する。本作は、4月23日から東京都美術館で開催される「クリムト展 ウィーンと日本 1900」のタイアップ企画で、映画と展覧会を併せて楽しむことができる。
クリムトの没後100年となる2018年に製作されたイタリアの美術ドキュメンタリー。性的な題材を扱い、センセーショナルな画家として知られたクリムトと、クリムトと師弟関係にあったたシーレ。退廃的な愛とエロス、人間の不安や孤独や恐れを描いたふたりの画家とウィーンの黄金時代を豊富な映像資料で紹介する。日本語ナレーションを俳優の柄本佑が担当する。
本作で初めて海外ドキュメンタリー映画のナレーションを担当する柄本は、「この作品に携わって油絵とか描いてみたくなったというか、ある種の制作欲みたいなものが沸いてきました。いい絵を知り、壮大な音楽を聴き、芝居のいい言葉を知る。この映画では知らないことを知るチャンスに出会えると思います。知らない世界を贅沢に味わえる機会なのでぜひご覧ください。余談ですが、クリムトの『接吻』はTシャツを持ってるくらい好きです!」とコメントを寄せている。
「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」6月より、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開。「クリムト展 ウィーンと日本 1900」は4月23日から7月10日まで東京都美術館で開催。
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