「ハロウィン」監督、J・カーペンター版に衝撃!怖すぎて「記憶が曖昧」
2019年4月9日 16:00

[映画.com ニュース] 名作ホラー「ハロウィン(1978)」の40年後を描く「ハロウィン」のメガホンをとったデビッド・ゴードン・グリーン監督のインタビュー映像を、映画.comが入手した。続編を作る際に施したアプローチなど、裏話を明かしている。
40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺人事件の犯人、ブギーマンことマイケル・マイヤーズがハロウィン前夜、事故で横転した輸送車から逃げ出し、再び街に解き放たれる。78年版で唯一の生き残りだったローリー役のジェイミー・リー・カーティスが、同じ役で再出演している。
きょう4月9日に44歳の誕生日を迎えたグリーン監督は、これまで「セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅」「ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた」などを手がけてきた。本作について、「1978年のカーペンター監督の『ハロウィン』を土台に、1作目に敬意を表したアプローチなんだ。恐怖をさらに高めるために、観客が共感できるドラマを描きたかったし、現実世界にいそうな平凡な登場人物を作りたかった。そこに追加したのが、ナイフを持った男が人を襲うという強烈な要素だったんだ」と語る。
続けて、78年版の監督であるジョン・カーペンターが製作総指揮と音楽で参加したことに関して「僕らのアプローチにはジョン(・カーペンター)の承認が必要だった。オリジナルに敬意を表した作品にするなら、ジョンに認めてもらわなければならない。それをクリアした後で音楽もお願いしたいと頼んだよ。象徴的なテーマだからね」と、不可欠な存在だったと話す。
最後に、78年版を初めて見たときのことを「僕は12歳で、友達の家に泊まった時だった。両親から禁止されていたけど、どうしても見たかった! 最後まで見たと思うけど怖かったから記憶は曖昧なんだ。そのあと気分が悪くなって母親が迎えに来たよ(笑)。でも、それが映画を愛する人生の始まりなんだ!」と振り返り、自身の人生に大きな影響を与えたと告白した。
「ハロウィン」は4月12日から全国公開。R15+指定。
(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS
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