「若さとはこんな淋しい春なのか」夭逝の俳人をいじめにあう中学生の視点から描く「ずぶぬれて犬ころ」
2019年4月2日 14:00

[映画.com ニュース]「モバイルハウスのつくりかた」の本田孝義監督が、25歳でこの世を去った俳人・住宅顕信(すみたくけんしん)の人生を、いじめにあったりと、生きづらさを感じている中学生に重ね合わせて描いた「ずぶぬれて犬ころ」の予告編が公開された。過去と現在の登場人物が交差する映像と共に「若さとはこんな淋しい春なのか」をはじめ、五七五にとらわれない顕信の自由律俳句を紹介する。
本田監督にとって初の劇映画。顕信役は「傀儡(かいらい)」「21世紀の女の子」の木口健太、仁科貴が顕信の父・勝元、いじめられっ子の中学生・小堀明彦を森安奏太、田中美里が特別出演で明彦の母役を演じる。
2017年、放課後の校内で見回りをしていた師岡敬教頭は、掃除用具ロッカーに閉じ込められていた生徒・小堀明彦を発見する。散らかっていたゴミの中に見つけた紙には「予定は決定ではなく未定である」と記されていた。その言葉は、かつて師岡が出会った少年・住宅春美、後の住宅顕信が書いたものだった。
「ずぶぬれて犬ころ」は6月1日から、渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開。
(C)2019 ZUBUNURETE INUKORO. All Rights Reserved.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる!!!!!
【そこで衝撃の価格破壊!!】2000円→???円になる“裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge