有村架純×坂口健太郎、岡田惠和脚本ドラマで共演 震災経験した男女のラブストーリー
2019年3月19日 06:00

[映画.com ニュース]「ひよっこ」「最後から二番目の恋」の岡田惠和がオリジナル脚本を手掛けるWOWOWの連続ドラマ「そして、生きる」に、有村架純と坂口健太郎が出演していることがわかった。月川翔監督(「君の膵臓をたべたい」「君は月夜に光り輝く」)がメガホンをとり、東北と東京を舞台に、過酷な運命を背負った男女が織りなす珠玉のラブストーリーを紡ぐ。
3歳の時に交通事故で両親を亡くした生田瞳子(有村)は、岩手・盛岡の伯父に引き取られる。天真爛漫に育った瞳子は、時に地元のアイドルとして活躍し、いつしか女優を志すように。19歳になり東京のオーディションに挑戦しようとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が発生。その後、瞳子は宮城・気仙沼でのボランティア活動に参加し、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口)と出会う。互いに惹かれ合う2人だったが、清隆もまた過酷な運命を胸に秘めていた。
岡田と5度目のタッグとなる有村は、「岡田さんの脚本は、人の痛みと幸せが絶妙のバランスで成り立ち、誰もが感じたことのある繊細なラインの感情を突く。そして、毎回違う自分を引き出してくださる脚本、キャラクターに愛情をひしひしと感じ、今回の作品もワクワク度が高まる一方です」と期待をにじませる。さらに「誰の人生にもドラマがある」と語り、「『そして、生きる』の“そして”には、どんなことがあっても生きる、いつかの何かを期待して生きる、何かのために生きる、いろんな意味があるのではと思っています。見てくださる方々の“そして、生きる”人生に少しでも響くものがあるように、精一杯私も役を生きますので是非楽しみにしていてください」とメッセージを託した。
WOWOWのドラマには初出演となる坂口は、脚本について「すごく繊細で、そこで生きている人の体温、匂いを感じる本」と印象を語り、「とても悲しく、張り裂けそうになる瞬間もありますが、真摯に、清隆として生きる姿を見せたい」と意気込む。脚本を担当した岡田は「『そして、生きる』は、自分の進路や人生の大きな選択の前で悩む年ごろに、3・11東日本大震災を経験した『繊細で心優しい世代』の人生を描いたドラマです。ひょっとすると震災によって彼らは『生きる意味』を考えすぎてしまうのかもしれません。傷ついたり、逃げてしまったり、選択を間違えたりしながらも、必死で生きていく彼らのドラマは、今を生きるすべての人の心を動かせると信じております」と心情を吐露した。
「連続ドラマW そして、生きる」は、今夏にWOWOWプライムで放送される。
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