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「シネマ健康会」松本卓也監督の新作は“三層構造”! 西村喜廣、撮影の修羅場は「相当“あるある”」

2019年3月9日 11:00

松本卓也監督

松本卓也監督
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[映画.com ニュース] 映像製作団体「シネマ健康会」代表・松本卓也監督の新作「ダイナマイト・ソウル・バンビ」が3月8日、北海道・夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」のコアファンタ部門でワールドプレミア上映された。松本監督は、キャストのイグロヒデアキ、森恵美新井花菜、山田笑李菜、藤原未砂希、芝本智美、三浦ぴえろ、花、工藤史子、岡田貴寛、長尾光浩ともに舞台挨拶に臨んだ。

メイキング映像と本編映像が同時進行する群像劇。インディペンデント映画業界で勢いのある若手監督の山本は、低予算の商業長編映画「ダイナマイト・ソウル・バンビ」製作の機会を得る。山本は仲間とともに、プロチームと合同で撮影に挑戦。その様子をメイキングカメラ担当の谷崎が記録していた。自主映画とプロの“仕事観”の違い、映画製作への情熱の差、そして山本が陥ってしまうトラップ――映画製作の裏側を描いた“内幕モノ”は数多く存在するが、“企み”が垣間見えるメイキング映像という視点が加わることによって、笑いと哀愁が混濁した新機軸の作品となっていた。

プログラミング・ディレクターの西村喜廣氏は、地獄絵図と化していく“撮影現場”の光景から「1、2週間前位かな、撮影現場に行って、美術部に『この小道具ないの?』と突然言い始める奴がいたな」と思い出し「この“あるある”ネタというのはどこからきてるの?」と質問。自ら山本を演じた松本監督は「皆さん、色々な仕事をやられていると思うんですが、監督という職業だけではなく、そういう場で起こる“理不尽なこと”を想像しながらですね。皆から無視されるシーンは、自分で書いておきながら、一番へこみました。笑えるのと、へこむのと――何やってんだろうな、俺って」と笑いながら答えていた。

撮影を振り返るキャスト陣からは「我々的には、見ていると“三層構造”のような気持ちになっちゃってるんですよ。劇中劇、撮影隊の日常、そしてそれを撮影している我々の日常。だんだんと気持ちがぐっちょぐっちょしてきますね」「(劇中の)メイキングカメラに映っているキャストの姿は、かなり“リアル”だと思う」「より自然に見せるために、アドリブが多かった」という意見が飛び出した。「(劇中の修羅場は)相当“あるある”なんだよね」と明かした西村氏は「自主映画の仲間、外から入ってきたプロの人々、このせめぎ合いというのはよくあること。(対立を起こさせず)そこを仲良くさせるのは、実はプロデューサーの役割なんだよね」と説明。すると松本監督は「撮影現場の“あるある”ツアーズみたいなのが、ディズニーランドのアトラクションにあったらいいんですけどね(笑)。疑似体験できるやつ」と突飛な提案をしていた。

今後の上映については現在未定のようだ。舞台挨拶の終盤、松本監督が「西村監督に見て頂いたのが最初で、スクリーンにかかったのが今回初めてのこと。特にどうなっていくということが全くないんです。皆さんに初めて見てもらったので、応援していただけたらなと……じゃないと、今日これっきりで終わる」とネガティブな発言すると、西村氏&キャストは「それは止めようよ」「そんな暗い締め方ある?」と狼狽。そのリアクションを受けた松本監督は「だからこそプッシュを! 面白いとか、ムカついたとか、なんでもいいんです。必死に作った映画ですから」と猛アピールし、“劇場公開”という夢に思いを馳せていた。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019は、3月10日まで開催。

(映画.com速報)

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