「モンパチ」キヨサク&満島ひかり、沖縄出身の仲村颯悟監督の大学卒業を祝福
2019年2月25日 07:30

[映画.com ニュース] 「やぎの冒険」を13歳で発表しデビューした沖縄出身の大学生監督・仲村颯悟(りゅうご)氏が開催する「卒業記念イベント やぎと人魚とりゅうご 沖縄の中学生カントク、こんなに大きくなりました」が2月24日、東京・渋谷のユーロスペースで行われ、沖縄を代表するバンド「MONGOL800」のベース兼ボーカルのキヨサクがゲスト出演した。
同イベントは仲村監督が慶応大学卒業を記念して自ら企画したもので、13歳の時の監督デビュー作「やぎの冒険」と大学在学中に撮った長編第2弾「人魚に会える日。」を連続上映。「人魚に会える日。」は、基地問題で揺れる沖縄の姿を若者たちの視点から描いたもの。キヨサクはテーマ曲「henoko blue」を提供している。

仲村監督から直接連絡をもらって出演を決めたというキヨサク。「明後日(27日)、モンパチの20周年ライブが武道館であったので、タイミングがよかった。颯悟の『やぎの冒険』はビートたけしさん司会の『誰でもピカソ』で紹介されているのを見て、すごいなと思っていた」。実際の出会いは沖縄での路上だったそうで、「5年前にライブ会場に向かっている途中、車をドンドンと叩かれて、『やぎの冒険の監督です。よかったら、見てください』と言って、DVDを渡された」と明かした。仲村監督は「たまたまDVDを持っていた。ここで声をかけないと、いつ会えるか分からないと思ったので。『人魚に会える日。』を作る時、最初から主題歌はモンパチさんにお願いするつもりで、『仮編集を見てもらえますか?』とお願いしました」と話した。
キヨサクは「語弊があるかもしれないけど、荒々しい映画だなと思ったんです。暗いシーンが印象的で、重くもあるし、リアルでもあった。余韻がある作品だったので、歌詞は書けないなと思った。最後まで歌って欲しいと言われたんですけど、インスト(ロメンタル)で応えられたらいいなと思った。中身は『henoko blue』という題名で察してもらえればいいと思っていました」と語った。

トークの終盤には、前の上映回のゲスト、満島ひかりもサプライズで登場。曲にはもともと歌詞も用意しており、キヨサクはマンダリンを弾き語りながら、仲村監督、満島、キヨサクがその歌詞を朗読するという粋な演出もあって、満席の観客を喜ばせた。キヨサクは「まだ完成していない言葉のかけらを、ひかりちゃんも読んでもらってうれしい。この映画は、沖縄の若い人たちが感じている景色、視点だと思いますので、多くの人に届いたらいいと思う」と語った。
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