異例!押井守監督、情報解禁前の新作をスニークプレビュー
2019年2月11日 01:00

[映画.com ニュース] 押井守監督の新作映画のシークレット上映会が2月10日、香川・高松のレグザムホールで行われ、押井監督が舞台挨拶に立った。一緒に登壇した映画祭ディレクターの本広克行氏からは「パンフレット完成後に急きょ決まったので、情報解禁前のスニークプレビューというスタイル」だと明かされた。
押井監督は「1週間くらい前にダビング作業が終わって、完成したばかり。現場をやったスタッフ、役者さんも誰も見ていない。見たのは東京のスタッフ5人くらい。スニークプレビューということだけども、意見を言われても、僕は作品を変える気はまったくない。ただ、お客さんに見てもらった瞬間から映画になるんだと思っている。1日も早く映画にしたかった。そのためにはお客さんに見せるしかない。その一番近い機会がさぬき映画祭だった」と話した。
本作は、プロダクションI.Gなどが製作を手がけるダークファンダジー。「難しいことは何もないです。僕が作る映画はややこしいとか言われましたけども、今回の作品は分かりやすいです。誰が見ても、こうだろうと思える作品。若い女の子たちの溌剌とした姿を見ていただきたい」とアピールした。

一足先に映画を見た本広監督からは、かつてATG(アート・シアター・ギルド)が低予算で製作した監督主義の映画プロジェクトの第1弾のようなイメージだと明かされた。押井監督は「早いもの勝ちだと思って、去年の4月に撮影しました。ただ、人にお見せする以上、頑張りましたよ!(低予算のため)拝み倒して、やらせてもらったこともある。ただ、同じことを何度もやると、友達をなくすから1回きりです」と話した。
「映画祭が嫌い」とも話す押井監督だが、さぬき映画祭だけは気に入っているという。「よく総合プロデューサーが『私が映画を愛している』というのがイヤ。僕にとって、映画は愛するものではなく、戦争に近い。ある種の闘いです。映画とはひとりになりたくて、スクリーンに向き合うもの。海外の映画祭は朝から晩まで取材で、映画を1本も見られない。でも、さぬき映画祭は夜がフリーでたっぷり飲める。後の魅力はうどん。東京ではそばしか食べないけど、さぬきのうどんは本当に美味しいので、病みつきになる。もちろん、うどんだけじゃ、ここには来ないけどね」と冗談を交えて持論を展開していた。
本作に関する問い合わせはプロダクションI.G(cinemalab@production-ig.co.jp)まで。「さぬき映画祭2019」は11日まで開催。
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