ブリー・ラーソン&「アリー スター誕生」プロデューサーがNetflixと2本契約
2019年2月4日 12:00
[映画.com ニュース] 「ルーム」のオスカー女優ブリー・ラーソンと、「アリー スター誕生」のプロデューサー、リネット・ハウエル・テイラーが、Netflixと2本の契約を結んだ。「Unicorn Store(原題)」「Lady Business(原題)」の2作品で、どちらもハウエル・テイラーの製作会社51エンタテインメントとラーソンがプロデュースしている。
コメディ「Unicorn Store(原題)」はラーソンの長編監督デビュー作で、実家に戻り両親と暮らし始めた女性キット(ラーソン)が、ある店への謎の招待状を受け取ったことから、本当に大人になるとはどういう意味か考えるきっかけになるというストーリー。ラーソン、ジョーン・キューザック、ブラッドリー・ウィットフォード、マムドゥ・アチー、ハミッシュ・リンクレイター、サミュエル・L・ジャクソンが共演しており、米Deadlineによれば、4月5日からNetflixで世界配信される。
「Lady Business(原題)」もラーソンが主演する映画で、監督も兼ねることになりそうな新作。ジョン・ポール・ティトロウが執筆した米ファスト・カンパニー誌の記事を映画化する本作は、若い女性起業家の2人、ペネロぺ・ゲイジンとケイト・ドワイヤーが、男性中心のビジネス社会で対等に渡り歩くために、架空の男性キャラクターをつくりあげて共同創業者として据えたところ、途端に状況が好転した実話を描く。
ラーソンは、マーベル映画として初めて女性ヒーローを主人公にした主演映画「キャプテン・マーベル」が3月9日から全米公開、3月15日から日本公開。ハウエル・テイラーは、プロデュースした「アリー スター誕生」がアカデミー賞で作品賞を含む8部門にノミネートされている。