「愛唄」重要シーンが公開!共同脚本GReeeeNが作品に込めたメッセージは?
2019年1月22日 10:00
[映画.com ニュース] 4人組ボーカルグループ「GReeeeN」の人気曲をモチーフにした映画「愛唄 約束のナクヒト」の本編映像が公開された。
GReeeeNが共同脚本を務める本作は、実話をもとにしたオリジナルストーリー。会社員として平凡な毎日を過ごしていたトオル(横浜流星)は、ある日病に冒され、余命宣告を受ける。自暴自棄になるトオルだったが、高校時代の同級生で元バンドマンの龍也(飯島寛騎)との再会や、運命の少女・凪(清原果耶)との出会いを通して、恋に全力で向き合うさまを描く。
公開されたのは、トオルが龍也と共に、凪が作ったある公式を解明しようとするシーン。以前、数学パズルが好きな凪から公式を出題されたトオルだったが、その意味がわからず、ずっと解けずにいた。凪が考えた公式は、K(kimochi)についての式。Kは気持ち(kimochi)のK、iは“私”、yはyouで“あなた”を表す。ただし、iとyは同じにはならないという条件だという。
「可能性」「2人が近づく努力」「トオルくんと出会ってからひらめいたこと」の3つがヒントだと聞いた龍也は「さっぱりわからない」と言いながら、「iとyも2人の気持ちじゃない? お互い近づくと気持ちも近づく…。なんちゃって」と勘を働かせる。それを受け、トオルも「iとyが近ければ近いほどKの値は大きくなる。2人が努力すれば近くなる。可能性も大きくなる」と声を弾ませ、数式に込められた凪のメッセージを理解するのだった。
主演の横浜は、共演シーンの多かった清原、飯島について「2人が凪と龍也として存在してくれたからこそ、トオルとしての感情が自然と芽生えたので、2人のおかげでトオルになれて感謝しています」と語っている。
「愛唄 約束のナクヒト」は1月25日から全国公開。