「ゴクドルズ」岡本夏美&松田るか&坂ノ上茜が直面した“足パカ現象”
2019年1月21日 17:05
[映画.com ニュース] ジャスミン・ギュ氏の人気漫画を実写映画化する「Back Street Girls ゴクドルズ」の完成披露イベントが1月21日、東京・渋谷WOMBで行われ、白洲迅、柾木玲弥、花沢将人、岡本夏美、松田るか、坂ノ上茜、メガホンをとった原桂之介監督が出席した。
極道を貫いてきた男たちが、まさかの全身整形でアイドルデビューを果たし、人気急上昇によってアイドルとしての自分に目覚めながら、極道である本来の自分との葛藤に揺り動かされながら生きていく姿をコミカルに描く。主人公となる若きヤクザの3人組を白洲、柾木、花沢が演じ、岡本、松田、坂ノ上が整形後の姿に扮している。
役作りについて問われた岡本は、内面が男性というキャラクターだったため「どうやったら男っぽく見えるかという演出は、毎日あった」と告白。男性陣の歩き方や泣きの芝居、煙草の持ち方、酒の飲み方を徹底的に“同期”させることを目指した結果、原監督からは「撮影中、女子として可愛いと思ったことは1度もなかった(笑)。でもアフレコで久々にお会いした時、『(やはり)可愛いじゃん』と思った」とお墨付きを得たようだ。
「可愛いを忘れて作品に挑んだのは初めて。新鮮で面白かった」(岡本)と充実の日々となったようだが、撮影後半ではある現象に見舞われたようだ。岡本、松田、坂ノ上が周囲のスタッフから心配されたのは、撮影以外でも足をパカっと開き、役柄同様に“男らしく”座るようになってしまったこと。「注意し合っていたんですけど、撮影が進むにつれて『もういいよね?』という空気に(笑)」(岡本)、「色々努力した結果、電車に乗っている時でも足を開いたまま座っちゃったりしましたね」(松田)、「他の仕事にもちょっと影響を与えた」(坂ノ上)と笑いながら振り返っていた。
この日は「ゴクドルズ」としてデビューアルバムをリリースすることになった岡本、松田、坂ノ上が生パフォーマンスに挑戦することに。「恋して・愛して・養って・」(「・」はハートマーク)「ゴクドルミュージック」「恋のサカズキ」のメドレーを、途中から「シン・ゴクドルズ」として乱入した白洲、柾木、花沢とともに披露すると、場内に集まったファン約200人は拍手喝さい。やがて白洲が「1年前に撮影したんですが、いよいよこの作品が世に出るということになって、嬉しくもあり怖くもある」と心境を明かすと、柾木は「ダンス、バチバチに練習したんです。本番で誰よりも上手く踊ろうと思ってたんですが、全然踊れなかった(笑)」と肩を落としていた。
「Back Street Girls ゴクドルズ」は、2月8日から全国公開。