劇場公開日 2019年2月8日

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BACK STREET GIRLS ゴクドルズ : インタビュー

2019年2月7日更新
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見た目はアイドル、心は極道という難役に挑んだ岡本夏美、松田るか、坂ノ上茜が激白!

ヤクザが性転換してアイドルになるという斬新な設定が話題を集めたジャスミン・ギュ原作の人気コミックの実写化作品「BACK STREET GIRLS ゴクドルズ」に出演する岡本夏美、松田るか、坂ノ上茜が、姿はアイドル、心は極道という難役について振り返った。

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犬金組に所属する若きヤクザ3人組は、ある事件の不始末のケジメをつけるために、性転換&全身整形をさせられ、女の子としてアイドルデビュー。自分たちの意に反して超売れっ子となってしまうが、アイドルと極道とのギャップに思い悩む……というのが本作の物語である。

見た目はアイドル、心は極道という役どころを演じるにあたり、アイドル役の3人も、劇中ではカワイイをかなぐり捨てている。それぞれが変顔、怒り顔、白目といった顔芸を披露、アイドルという見た目とのギャップもあって、爆笑必至。岡本も「もともとカワイさを重視して売っていない3人が集まった。むしろ面白いと言われる方がうれしい人たちだからスムーズにふざけることが出来たのかな」と振り返ると、松田も「もしカワイイを重視している子が現場にひとりでもいたら大変だったでしょうね」とその意見に同意する。

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心は男という役どころについて「意外にナチュラルで。一発目からできたよね」と岡本が笑えば、坂ノ上も「もともとそういうポテンシャルがあったというか。男気がある3人だったんですよね」と続け、さらに松田も「きっと3人ともそういう性格だったんでしょうね」と同意する。そんな役作りについて岡本は「でもどうしても声は低くなっていきますよね。高い声でオラオラしたセリフを言うのはうわずっている感じがありますからね」と付け加えた。

3人のチームワークは抜群だったという。坂ノ上も「わたしたち、2カ月くらいまるまるずっと一緒にいたんです。撮影がない日もダンス練習やアクション練習なんかもあったんで。でもおのおのが家にいたときも、『このシーンってこういうことだよね』というLINEが来て。みんながこの作品のことを考えているんだな、みんなで一致団結してもの作りをしているんだな、というのがうれしかったですね」と充実した表情を見せる。

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本作に関して松田が「もともとギャグマンガなんですけど、あえて笑わせようとするよりも、わたしたちが全力でやれば面白くなるのかなと思った」と語る通り、本作の登場人物たちは真剣そのもの。そこから浮かび上がってくる「男気」というテーマについて岡本は「わたしが演じるアイリって、俺たちはヤクザなんだという信念が一番ある人なんです。それなのになんで苦しい思いをしてまでアイドルを全力でやらなきゃいけないのかというと、弟分や組長など、愛する人たちがいるからなんですよ。その人たちのために自分がやるべきことに全力で向き合っていくというのはカッコいいですよね」と感じたという。

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さらに坂ノ上が「人間関係は大きい気がしますね。兄弟というか、家族に近いのかもしれないですね。わたしの役はアニキたちを尊敬していて。大好きな役なんですけど、そういう立ち位置が心地いいんですよね」と続けると、松田も「兄弟というと、ヤクザかヒップホップの人たちというイメージがありますけど。でも『血がつながっていないけど、でも俺らはずっと一緒にいる』という関係性はいいですよね」と笑顔を見せた。

そんな彼女たちだが、変顔やオラオラ系の演技よりも、むしろアイドルとしてのカワイイ演技の方が苦戦したとのことで、「そっちの方が本当にこっ恥ずかしかったですよ!」と嘆いてみせる。坂ノ上も「まさか22にしてツインテールをすることになるとは思わなかったですもん。もう慣れましたけど、こうなったら恥も外聞もないですよ」と笑ってみせた。

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