「とても進歩的な人だった」デヴィ夫人、インド人従者との交流描く「ヴィクトリア女王」に感激
2019年1月11日 13:00

[映画.com ニュース]ジュディ・デンチ主演でスティーブン・フリアーズ監督が、英国女王とインド人従者の交流を描いたドラマ「ヴィクトリア女王 最期の秘密」試写会イベントが1月9日、都内であり、社交家のデヴィ夫人がトークを行った。
本作は2010年に発見された実在のインド人従者の日記が題材となっている。「当時の関係を考えると、女王が植民地からきた男性を側に置くというのはなかなか想像できないこと。でも、真実だったのよね。エリザベス女王もびっくりしたんじゃないかしら」と感想を述べる。とても進歩的な人だったと思います。様々なことに探究心、興味を持った。だからこそアブドゥルと交流できたのでは」と63年という長きに渡り在位したヴィクトリア女王の人柄を分析した。

この日の夫人は、“ヴィクトリア朝”を意識したという、スパンコールがあしらわれたゴージャスなドレスと、まばゆいジュエリーを身につけ登場。前回のアカデミー賞衣装デザイン賞にもノミネートされた衣装については「この映画のために何百着作ったんだろう、というくらい全てが素晴らしかった。女性のドレスはもちろんだけど、男性たちが身につけている衣装も素晴らしかった。“これこそヴィクトリア朝”というものを堪能しました。女性は楽しめると思います」と社交界で磨かれた審美眼で、そのクオリティを讃えた。また、ドレスの着こなし方について「。私は胸を持ち上げ、ウエストを締めるようなデザインが好きですね。人間の体は鋳型のようなものに入れておかないとたるんでしまう。だからいつも締めておくんです」と美の秘訣を明かした。
2019年の目標を問われると「私がやりたいことは全部イモトさんがやってしまったのよ…」とぼやきながらも「カナダの森林に行って、(大群の)紅鱒を熊が捕らえるところを見たい」と宣言。そして、ヴィクトリア女王の生き方に触れながら「人生に目標、目的、使命感を持っていただきたい。そうすれば人生は豊かになると思ます」と観客に語りかけた。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」は、1月25日から、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。
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