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「めんたいぴりり」主演は華丸も、富田靖子「イチオシは大吉さんの美脚」

2019年1月10日 21:15

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明太子は辛口で!批評は甘めに!
明太子は辛口で!批評は甘めに!

[映画.com ニュース] 「博多華丸大吉」の華丸と女優の富田靖子がダブル主演の映画「めんたいぴりり」の特別試写会が1月10日、東京・スペースFS汐留で行われた。

日本で初めて明太子を製造、販売した老舗「ふくや」の創業者・川原俊夫氏の波乱に満ちた半生を描く物語。2013年にテレビ西日本の連続ドラマとしてスタートし、ドラマ2シリーズ、舞台を経ての映画化に、華丸は「これまでやってきた集大成。誰一人、何の不祥事もなくこの日を迎えることができ、主演としてはうれしい気持ち」と安どの表情を浮かべた。

だが、6年前にオファーを受けた際には「福岡県民にとっては偉大な歴史上の人物。役者でもないし、できるわけがないと丁重にお断りした」という。それでも、「吉本興業が『断るとは何事か』と先にぴりりとして外堀を固められた。あとは富田先輩に引っ張って、支えてもらった」と感謝した。

華丸の妻を演じ続けてきた富田は、「音楽やお笑いをやっている方がお芝居をするとピカピカするので、本当おところは怖かった。実際にピカピカ度がすごくて、やられたと思いました」と絶賛。さらに「回を重ねるごとに、どんどん川原さんに似てきた。本当に似とーしゃん」と博多弁を交え褒めちぎった。

舞台挨拶には友情出演した相方の大吉と子役の豊嶋花がサプライズで登場。大吉は会場の微妙な空気に、「サプライズだからもうちょっと『えーっ』とか『あーっ』とか言ってもらいたかったけれど、ほらやっぱりな感じでしたね」と自虐で笑わせた。

しかも、「スケトウダラの妖精」という役柄について「魚だから尾が生えているのに足はあるし、おじさんだから正直言ってグロい」と苦笑い。すると富田が「きれいで驚いた。人魚姫かと思った。私のイチオシは大吉さんの美脚です」とフォローしながらアピールし、大吉を照れさせた。

それでも、大吉の冗舌ぶりは止まらず「相方は照れ臭いからと言って宣伝を嫌がる。主演としてそれはどうかと厳しめの記事を書いてください」と取材陣に要請。華丸は、「明太子は辛口でいいですが、批評は甘めにお願いします」と切り返し、満足げな笑顔を見せていた。

「めんたいぴりり」は1月11日から福岡で先行公開され、1月18日から全国で順次公開される。

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