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木村拓哉、もしもホテルに転職したら「厨房に立ちたい」

2019年1月9日 18:30

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ホテル従業員たちとのQ&Aに応じた木村拓哉と長澤まさみ
ホテル従業員たちとのQ&Aに応じた木村拓哉と長澤まさみ

[映画.com ニュース]東野圭吾氏の人気小説を実写映画化した「マスカレード・ホテル」のホテルマン試写会が1月9日、東京・中央区のロイヤルパークホテルで実施され、主演の木村拓哉、共演の長澤まさみが出席。今作を鑑賞した同所の現役従業員100人に対し、舞台挨拶を行った。

劇中に登場するホテル・コルテシア東京のモデルとなった同所。コルテシア東京に潜入捜査するエリート刑事・新田を演じた木村は、「(同所には)撮影でも非常にお世話になりました。劇中の廊下など、皆さんが見慣れたシーンなど多数あったと思います。感謝ばかりです」と謝意をにじませる。一方で、制服姿の従業員たちと向かっただけに「一番(出来栄えに対して)ハードルが高いお客さんですよね。本物の方々ですから」と身構え、実直なフロントクラーク・山岸に扮した長澤も「このホテルでの撮影で、実際に案内してくださった方々の姿勢だったり、態度をすごく参考にさせていただきました」と、入念に観察していたことを明かした。

さらにこの日は、従業員たちとのQ&Aが設けられた。「もしもホテルに転職するなら、どの部門で働きたい?」という質問には、木村は「厨房に立ちたいです」。厨房スタッフから拍手が送られるなか、「自分が仕上げる料理を提供する、(それは)映画やドラマなど、自分たちの仕事と似ているなと。実際にお客様と接するわけではないですが、なにか“もの”を作って、お客様に吟味してもらう。その延長で考えたら、厨房かと思います」と説明すると、長澤も「私も厨房がいいな」と同意見だった。

また「今年の抱負は?」という問いを受け、木村は「そのときの自分にできる“全力”を尽くしたい。元号が変わりますが、それはどの時代も変わらないことです」と真摯に語る。長澤も「私も木村さんと一緒です」と視線を投げかけ、「初共演させてもらって、一番学んだところはそういうところ。今日をしっかりやらないと、明日はない。目の前にあることを誠実にやることが目標です」と着実なステップアップを誓っていた。

マスカレード・ホテル」は、1月18日から全国で公開。

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