Netflixのオリジナル映画が年間90本に
2019年1月7日 19:30
[映画.com ニュース] 米ストリーミング大手の Netflixがオリジナル映画の製作本数を増やしているようだ。
米ニューヨーク・タイムズ紙は、同社のオリジナル映画のトップを務めるスコット・ステューバー氏のインタビュー記事を掲載。ステューバー氏はかつてユニバーサル・ピクチャーズで副社長を務め、その後、映画プロデューサーとして「バトルシップ」「テッド」などを手がけている。
2017年、パラマウント・ピクチャーズのトップ候補に名前が挙げられたものの、本人はNetflixを選択。同社のチーフ・コンテント・オフィサー、テッド・サランドス氏のもとで、映画企画全般にゴーサインを出す権限を握っている。現在、Netflixは1年あたり55本のオリジナル映画を製作しており、なかには2億ドルもの超大作も含まれているという。
ステューバー氏の管轄外であるドキュメンタリー映画やアニメ映画も加えると、Netflixは今後1年につき90本前後の新作映画を公開している。メジャースタジオで最も多作であるユニバーサルが1年に公開する映画が年30本程度であることを考慮すると、Netflixのスケールが破格であることがうかがえる。
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