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大泉洋、USJから上京のベイビーグリンチに「グリーン車に乗ってきたんでしょ」とドヤ顔

2018年12月14日 22:00

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この日も“舌好調”だった大泉洋ら
この日も“舌好調”だった大泉洋ら

[映画.com ニュース] 「怪盗グルー」シリーズや「ミニオンズ」のアニメーションスタジオ、イルミネーション・エンタテインメントが、ドクター・スースの名作絵本をアニメ映画化した「グリンチ」が12月14日、初日を迎えた。TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶には、吹き替え声優を務めた大泉洋横溝菜帆宮野真守が登壇した。

本作の舞台はクリスマスが大好きな人たちが住む「フーの村」。家族も友だちもおらず、さびしい暮らしからひねくれ者になってしまったグリンチは、クリスマスが大嫌い。みんなの笑顔に我慢がならない彼は、サンタに変装して、村人たちからプレゼントを盗む計画を立てる。そこでグリンチはピュアな少女シンディ・ルーと出会う。

ひねくれ者のグリンチの吹き替えを演じたのは大泉。会場にやってきたファンに向かって、「金曜の朝からこんなところにいるなんて仕事をしていないんですか? まさか字幕版を見ていたということはないですよね」とグリンチらしい憎まれ口を叩いて会場を沸かせると、「『グリンチ』は面白い映画だけど、実はなかなか感動的。泣いちゃった方もいらっしゃるかもしれないですね」と会場に呼びかけた。

もうすぐクリスマスということで、この日のイベントでは、それぞれの願い事を発表した登壇陣。大泉の願いは、「グリンチ2」を作って欲しいと願っているそうで「横溝ちゃんとまたニューヨークのプレミアに行きたい。そして今度はもうちょっと(オリジナル版でグリンチの声優を務めたベネディクト・)カンバーバッチさんとお話したい」と付け加えた。

そんな中、宮野は「大泉洋のセンスが欲しい」とお願い。「この作品のイベントに登壇して、大泉さんのセンスに感服しています。頼んでもいないのにベラベラしゃべるし」と笑いながらも、以前のイベントで「メリー・グリンチマス」と言わなければいけないところを、「メリー・ジェーン」と言ったことにも感銘を受けたという。大泉自身はそのコメントで怒られてしまったというが、「あの勇気がすばらしいと思って。あのセンスが欲しい」とすっかり感服した様子だった。そんな中、イベントには、世界でも唯一、日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパンにしかいないというベイビーグリンチがサプライズ登場。大泉も「きっと彼は大阪から来ているんで大変だったと思いますよ。新幹線の“グリーン車”に乗ってきたんでしょうね」と語り、ドヤ顔。「今日も決まりましたね!」と語る宮野は、すっかり大泉に心酔している様子だった。

その後は、イルミネーションの設立者であり、本作プロデューサーのクリス・メレダンドリからメッセージが。「イルミネーション作品の要は、登場するキャラクターたちと、彼らからのメッセージです。彼らは、皆さんの心に触れ、皆さんを笑顔にしてくれ、皆さんの生活に笑いをもたらしてくれます」と綴られたそのメッセージは、「最後に日本の声優さんたちにもう一度お礼を言わせてください。すばらしい仕事ぶりです、彼らが息を吹き込んでくれたキャラクターたちを皆さんは思わず大好きになってしまうことでしょう。それでは皆さん、この映画を見て、良いクリスマスをお過ごしください」という言葉で締めくくられた。

その言葉に「ありがたいですね」と登壇陣はしみじみ。大泉も「クリスさんは素晴らしい人でした。とても紳士で、(プレミアイベントでは)我々にも声をかけてくれた。ただ大泉という名前が言いにくかったようで。それに対してものすごく謝ってくれて。日本人のような方でしたよ」と振り返った。

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