「ハリポタ」出演のフェルプス兄弟、書道の“魔法”に魅了される
2018年12月1日 12:30
[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズでロンの双子の兄、ジョージとフレッドを演じた英俳優オリバー&ジェームズ・フェルプス兄弟が12月1日、千葉・幕張メッセで開催されている「東京コミックコンベンション2018」(通称:東京コミコン2018)の主催者ステージに登場した。
今回が4度目の来日だといい、「日本のファンはリスペクトの気持ちをもって僕らに接してくれる」(オリバー)、「僕らにとって、日本のファンは特別な存在」(ジェームズ)と早朝から駆け付けたファンに謝意。ジェームズは2007年の来日を振り返り「当時、発売されたばかりの(シリーズ最終章にあたる)『ハリー・ポッターと死の秘宝』の小説を新幹線の中で読んで、自分の“死”を知ったんだ」と秘話を披露していた。
現在も俳優業を続けており、オリバーは「最近、1930年代が舞台になった殺人ミステリーの舞台劇に出演した。『ハリー・ポッター』とはずいぶんかけ離れた内容だよ(笑)」。ジェームズも数日前まで、ロンドンの舞台に立っていたといい「実話をもとに、第1次世界大戦下で活躍したサッカー選手を演じた。週6日、1カ月間の公演を楽しんだよ」とファンに近況を報告した。
イベントには書道家の金田石城氏が駆けつけ、フェルプス兄弟のリクエストに応える形で「楽」の文字をしたためた。オリバーは「これで(魔法ワールドのスポーツ)クディッチができそうだね」と金田氏が使う巨大な筆に目を白黒。「日本文化の誇りを共有できた」(オリバー)、「本当にアメイジング!」(ジェームズ)と書道の“魔法”に魅了されていた。
「東京コミコン2018」は、千葉県・幕張メッセで12月2日まで開催される。