木村拓哉、仮面を外した“素”の長澤まさみを目撃!「空を見て笑顔を浮かべていた」
2018年11月20日 20:30
[映画.com ニュース] シリーズ累計320万部を突破した東野圭吾氏による小説「マスカレード」シリーズ第1作を実写映画化する「マスカレード・ホテル」の完成報告会見が11月20日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで行われ、主演の木村拓哉、共演の長澤まさみ、メガホンをとった鈴木雅之監督が出席。報道陣からの質問によって、初共演となった木村と長澤が“思わぬ場所”で邂逅していたことが明かされた。
報道陣から投げかけられた質問は、タイトルにちなみ「互いの“マスカレード(仮面)”をはがせたと思った瞬間はありましたか?」というもの。木村は「撮影期間、そして作品の中では、長澤まさみさんであり、(役どころの)山岸尚美だったので、それらの“取り外し”というものは傍で感じていた」と前置きしながら、「実は本人にも伝えたんですが、プライベートで車を運転している最中、路上にいた長澤まさみさんを見かけたことがあるんです」と振り返り始めた。
「夕方、日が沈みかけた頃、たまたま目撃したんです。帽子も被ってなければ、マスクもしてませんし、眼鏡もかけていない。“彼女のまま”いたんです。友達の姿もなく、1人で道をとてもゆっくり歩いていた。そして、空を見て、ものすごく笑顔を浮かべていたんです。そこで完璧に仮面の外れた長澤さんを見ているんです(笑)」と暴露した木村。その言葉を受けた長澤は「(空を見ていたのは)天気が良かったんだと思います。本当に“素”の状態を見られていました」と照れ笑いを浮かべていた。
「逆のパターンはありますか?」と問われた長澤は「あるんです」とニヤリ。「12歳の時、あるファッションビルに母と一緒に行ったら、1階がすごく騒がしかったんです。『何が起こったんだろう?』と思って、キャーキャー言っている方を見てみたら、木村さんがそのビルに入ってきたんです」とやり返したが、「でも、その時は“木村拓哉さん”でした……」と“素”の状態の木村を見ることは叶わなかったようだ。
そして、撮影中の木村の様子について「スタッフに対しても、キャストに対しても、平等に接して下さっていました。裏表のない方。皆の頼れる兄貴という感じです」と明かした長澤。「現場を引っ張ってくれる。その一方で、穏やかな雰囲気にもしてくださる。とても良い人だなぁと思いながら、毎日過ごしていました」と充実の日々となったようだ。
「マスカレード・ホテル」は、2019年1月18日から全国で公開。
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