遠藤憲一、竹中直人の「そろそろ俺が」発言に大笑い&掴み合い
2018年11月17日 10:00

[映画.com ニュース] 遠藤憲一が元ヤクザの探偵役で主演を務めた「アウト&アウト」の初日舞台挨拶が11月16日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、遠藤をはじめ、岩井拳士朗、白鳥玉季、竹中直人、要潤、メガホンをとったきうちかずひろ監督が登壇した。
「藁の盾」「ビー・バップ・ハイスクール」などで知られる木内一裕氏が、きうちかずひろ名義でメガホンをとり映画化した本作。小学2年生の少女・栞(白鳥)と2人で探偵事務所を営んでいる矢能(遠藤)のもとに、依頼の電話が入る。矢能は指定された場所に向かうが、依頼人は既に死亡しており、容疑者にされかねない状況が作り上げられていた。即座に対処しようとするが、事態は思いがけない方向へと転がっていく。
会場に詰めかけた多くの観客を前に、遠藤は「30代の頃にやった単館の作品で、お客さんが4人だったことがあります。今日はこんなにたくさん来てくれて感謝してます」と感無量の様子。白鳥は「今日は『アウト&アウト』の誕生日のようなものですね。撮影中のことをいろいろ思い出して、(作品の)お母さんみたいな気分になりました。私、まだ8歳ですけどね」としっかり挨拶し、遠藤は優しい眼差しで見守っていた。
共演陣の印象を問われ、遠藤は「竹中さんは、いつもふざけた芝居ばっかりしてる(笑)。今回は厳しいきうち監督の下、すっごいしぶく演じてますんで、グーでした」と暴露。すかさず竹中は「ちょっと待てよ、全部ふざけてるみたいじゃないか! 基本的には真面目なんだぜ」と突っ込み、さらに「(監督は)遠藤憲一なんかほっとけばいいのに、そろそろ俺が(主演で)やりたいんですけどね」と訴え、2人はお互いの腕を掴み合いながら大笑いし、チームワークの良さをにじませた。
「作品の見どころは?」という質問に、要は「最近はカーアクションとかもCGが多いけど、この作品はCGなしでリアルに、迫力のあるシーンが作られてます」とアピールし、岩井は「登場人物1人1人の生き様が本当にかっこいいですね」と解説。「(俺とは)同級生だもんね」と語りかけ、白鳥にメロメロな様子の遠藤は「玉季ちゃんのお母さんっぷりかな。40歳以上も離れた俺を支えている玉季ちゃんの名演技にぜひ注目してください」と語り、白鳥を笑顔にさせていた。
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